【高槻市の整体】膝内側の痛み(ハンター管症候群)の改善に神経ストレッチ(伏在神経)

ハンター管症候群

「膝の内側がピリピリ痛む」
「立ち上がる瞬間に電気が走る」

その悩みは変形性膝関節症ではなく「ハンター管症候群(伏在神経障害)」かもしれません。

整形外科で初めてこの名前を聞き、不安を感じる方も多いです。

高槻・茨木エリアでも、鵞足炎や半月板損傷と誤診されやすく、原因不明のまま痛みを抱え続けて「ぎの整体院」に来院されるケースもあります。

今回は、膝の内側を通る「伏在神経」や、伏在神経を絞めつける「ハンター管」の解剖学的な仕組みをわかりやすく説明します。

また、大阪府高槻市の「ぎの整体院」が推奨する伏在神経ストレッチも紹介します。
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最後まで読んで、痛みのループから抜け出す一歩を今すぐ踏み出しましょう。

1. ハンター管症候群(伏在神経障害)の症状

「膝の内側が痛い」=「関節が悪い」
とは限りません。

ハンター管症候群(伏在神経障害)の特徴は、関節を動かした時の痛みよりも、神経の通り道に沿った「ピリピリ」「ズキズキ」とした不快感にあります。

主な症状は以下の通りです。

  • 膝の内側に鋭い痛みやしびれがある

  • ふくらはぎの内側から、内くるぶし周辺まで痛みが響く

  • 立ち上がる瞬間や、膝をぐっと伸ばした時に「ピリッ」と痛みが走る

  • 動いていない時(安静時)や、夜寝ている時にうずくような痛みがある

1-1. ハンター管症候群と「関節の痛み」との違い

ハンター管症候群

一般的な「膝関節のトラブル(軟骨や半月板など)」であれば、階段の上り下りや屈伸など、関節を動かす角度に合わせて痛みが変化します。

ハンター管症候群は「膝を動かしても痛みの強さがそれほど変わらない」あるいは「じっとしていても痛い」という特徴があります。

これは、関節の摩擦ではなく、神経がギュッと締め付けられている(絞扼)ために起こる「神経由来」の痛みだからです。

「湿布を貼っても、膝のリハビリをしても、夜のうずくような痛みが取れない……」
という場合、この伏在神経(ふくざいしんけい)が悲鳴を上げている可能性が高いです。

2. ハンター管症候群(伏在神経障害)と間違われやすい症状

ハンター管症候群は、他の有名な疾患と症状が重なりやすいのが厄介な点です。

痛みの主な原因 ハンター管症候群との違い
変形性膝関節症 軟骨の摩耗・関節の変形 階段や歩行時など、荷重(重み)がかかると痛む
腰椎ヘルニア 腰の神経の圧迫 腰痛を伴うことが多く、太ももの前側まで響く
膝の内側半月板損傷 関節内のクッションの亀裂 膝をひねる動作や、深く曲げた時に激痛が走る
鵞足炎(がそくえん) 膝内側の腱の炎症 運動後に痛みが強く、特定のポイントを押すと痛む

これらは「膝の内側が痛む」という共通点があります。

レントゲンやMRIで「少し軟骨が減っていますね」と言われると、たとえ痛みの真犯人が伏在神経の圧迫(ハンター管症候群)であっても、「軟骨のせいだ」と思い込んでしまいがちです。

もしあなたが「軟骨に効く注射」や「膝の筋トレ」を続けても効果がなければ、伏在神経に問題がある可能性があります。

3. ハンター管(内転筋管)とは

伏在神経 ハンター管

「ハンター管」とは、解剖学的には「内転筋管」と呼ばれます。
太ももの内側膝の少し上あたりに位置する、下記の筋肉に囲まれた「細長いトンネル」の構造です。

  • 縫工筋:太ももを斜めに横切る最も長い筋肉

  • 長内転筋:内ももを引き締める筋肉

  • 大内転筋内ももの深層にある大きな筋肉

  • 内側広筋:膝を伸ばす時に使う、お皿の内側の筋肉

ハンター管はその深さによって二つに分けられます。
縫工筋の下で「広筋内転筋板」という膜に覆われる部分は「腱性内転筋管」。
それより上方の部分は「筋性内転筋管」と呼ばれます。

ハンター管には大腿静脈、大腿動脈、伏在神経が通っています。

4. 伏在神経とは

伏在神経

伏在神経は、腰(第1腰椎〜第4腰椎)から出る「大腿神経」が、鼠径靭帯の下で枝分かれして誕生します。

その後、太ももの内側にある「ハンター管(内転筋管)」を通り抜け、膝の内側で表面へと出てきます。

ハンター管を出た伏在神経は、さらに2つに分かれます。

  • 伏在神経膝蓋下枝
    膝関節の内側から外側へ伸びる

  • 伏在神経内側下腿皮枝
    すねの内側を通り、足首(内くるぶし)の手前まで伸びる

伏在神経内側下腿皮枝は上図では膝下で切れていますが、実際には内くるぶしのあたりまで伸びています。

そのため、ハンター管で神経が圧迫されると、膝だけでなく「すねの内側」や「くるぶし周辺」まで痛みが広がるのです。

上図では、伏在神経内側下腿皮枝は膝下で切れていますが実際は足関節内側手前まで続きます。

4-2. 最大の特徴:筋肉を動かさない「感覚神経」

伏在神経

伏在神経は、痛みや温度などの情報を脳へ伝える「感覚神経」の役割だけです。

多くの神経は筋肉を動かす「運動神経」の役割も持っていますが、伏在神経にはそれがありません。

  • 運動への影響はない
    伏在神経の圧迫では、足が動かないなどの運動障害は無し

  • 「見逃されやすい」
    病院で「筋力は大丈夫(=異常なし)」と判断されやすい

「足は動くけれど、とにかく膝の内側がピリピリして不快」という症状は、この感覚神経がトラブルを起こしている典型的なサインです。

5. ハンター管症候群(伏在神経障害)となる理由

ハンター管症候群

ハンター管症候群(伏在神経障害)は、伏在神経がハンター管部分で圧迫される事が大きな要因です。
この様に、神経が圧迫されて障害が起きることを「絞扼性(こうやくせい)神経障害」と呼びます。

伏在神経がハンター管の中でギチギチに圧迫される背景には、いくつかのパターンがあります。

  • 外部からの物理的圧迫
    きつすぎるサポーター、テーピング、スポーツの防具(レガースなど)による締め付け

  • 筋肉のオーバーユース
    激しいスポーツや仕事により、トンネルを構成する筋肉が緊張し、トンネルが狭くなる

  • 関節の捻じれ(アライメント異常)
    股関節・膝・足首のバランスが崩れることで、内ももの筋肉が常に引き伸ばされたり、捻じれたりして神経を圧迫する

  • その他の炎症や外傷
    鵞足(がそく)部の滑液包炎、骨の隆起(外骨腫)、打撲などの直接的なダメージ

ハンター管症候群は、一つの原因だけで起きることは稀です。
例えば、「足首が硬いせいで膝が内側に入り(ニーイン)、その結果内ももの筋肉が緊張して、ハンター管で神経が圧迫される」といった全身の連鎖の結果であることが多いです。

だからこそ、痛い場所だけを揉んでも解決しないのです。

高槻市・茨木市の整体は「ぎの整体院」

5-1. 人工関節の手術後に痛みが起きる理由

「膝を治すために手術をしたのに、なぜか内側がずっと痛い……」
この様に、人工関節の手術後にハンター管症候群を併発するケースもあります。

  • 過度なリハビリ
    早期回復を目指して太もものトレーニングをやりすぎた結果、筋肉が硬くなり神経を圧迫する

  • 脚の形が変わったことによる「牽引(けんいん)」
    手術によってO脚などが矯正されると、それまで緩んでいた神経がピンと引き伸ばされ、ハンター管の出口でこすれて炎症を起こす

  • 術後の腫れや癒着
    手術自体のダメージによる腫れや、組織が治る過程で起きる「癒着(ゆちゃく)」が神経の滑りを邪魔する

6. ハンター管症候群(伏在神経障害)のチネルサイン

ハンター管症候群 伏在神経 チネルサイン

ハンター管症候群(伏在神経障害)の診断は難しいです。
整骨院や整体院ではなく、確定診断は必ず整形外科等の病院に行ってください。

  • チネルサイン
    ハンター管(太ももの内側、膝の少し上)の入り口あたりを指先で軽く叩いたり押す

  • 反応
    神経が圧迫されている場所を刺激すると、膝の内側やすねの方まで「ピリリッ」と電気が走るようなしびれが出る

伏在神経の圧迫はレントゲン検査では写りません。
MRI、エコー、筋電図でも典型的な所見も無いみたいです。

ハンター管のすぐ上を押すと痛みが出る事が多い。
難しいのは、自覚症状の痛みはこの部分では無く膝内側になります。

そのため、先述したように他の症状と間違われやすいです。

7. ハンター管症候群(伏在神経障害)改善の伏在神経ストレッチ

ハンター管症候群 伏在神経

伏在神経がハンター管で圧迫を受けると、脳との情報のやり取りに2つのトラブルが発生します。

  • 【入力のトラブル】(感覚情報の不足)
    膝の内側やすねの状態を伝える「感覚」が不正確になり、脳へ正確なデータが届かない。
    脳は脚の状態を正確に把握できない。

  • 【出力のトラブル】(警告信号:痛み・しびれ)
    脳は脚の状態を正確に把握出来ず「危険」と判断する
    注意を促すために「痛み・しびれ」という警告を出力する

つまり、膝の内側がピリピリ痛むのは、神経の圧迫そのものだけではありません。
情報不足に陥った脳が「これ以上動かさないで!」と警報を鳴らし続けている状態なのです。

7-1. 神経を伸ばし「正確な情報」を脳へ届ける

ハンター管症候群

在神経ストレッチの目的は、神経を伸ばすことで、脳へ不足している「正確な刺激(情報)」を送ることです。

伏在神経は運動に関わらない「感覚専用」のルートです。
そのため、伏在神経ストレッチは「刺激情報」を正確に感じることが重要です。

  • 「感覚」のアップデート
    ストレッチを通じて、伏在神経の「ピリピリ」「ジワーッ」とした刺激情報を発生させて脳に送る
    脳は情報不足の「脚の状態」を正確に把握できるようになる

  • 弱い刺激を正確に感じる
    強い刺激(力任せのストレッチ)は必要なし
    重要なのは、「集中して弱い刺激情報を感じること」

「今、膝の内側にわずかな刺激が届いているな」と感覚を研ぎ澄ませてください。

「正確な情報」が脳に届くと、脳は情報不足による不安から解放されて痛みの警報を止める準備を始めます。

7-2. 伏在神経ストレッチが起こす「4つの変化」

ハンター管症候群の改善において、神経ストレッチは以下のステップで脳と身体に変化を起こします。

改善のステップ 起こる変化 詳細
1. 刺激の発生 正確な情報の送信 神経を伸ばすことで、情報不足だった膝・すねの情報を脳へ届ける
2. 環境の改善 物理的なゆとりの確保 神経を伸ばす過程で、周囲の組織との癒着がほどけ、神経が動きやすい環境が整う
3. 脳の判断を書き換え 「危険」から「安全」へ 脚の状態を正確に把握できたことで、脳が「安全」と判断を改める
4. 警告出力の停止 痛み・しびれの緩和 脳が、情報不足ゆえに出していた「痛み(警報)」という出力を止める

詳細は「神経を伸ばす神経ストレッチの目的と役割」をご覧下さい。

7-3. 刺激の強さは「10段階中3程度」

伏在神経ストレッチの刺激の強さを「10段階中3程度」に抑えることには、脳の仕組みに基づいた理由があります。

  1. 強い刺激(痛み)は「危険情報」になる
    「痛気持ちいい」まで伸ばすと、脳はそれを「正確なデータ」ではなく「伸ばされ過ぎた危険なサイン」として受け取る
    脳は、守るために警報(痛み)を強める可能性がある

  2. 弱い刺激は「純粋な情報」になる
    脳が必要なのは、「正確な状態把握」
    弱い刺激を意識して感じることで状態を正確に把握できる

これを繰り返すことで脳の情報不足が解消されて、膝の内側の痛みを根本から改善されます。

ただし、ハンター管症候群は色々な要因が積み重なって起こります。
そのため、伏在神経ストレッチでは効果が無い場合もあります。

効果が出なくても、伏在神経のストレッチが合わなかっただけです。
別の合う方法を探していきましょう。

8. 伏在神経ストレッチの解説

写真は左右にスライドできます

①伏在神経ストレッチ

ストレッチする脚を後ろに引く。
クッション等に小指側を載せる。

②伏在神経ストレッチ

③伏在神経ストレッチ

④伏在神経ストレッチ

この姿勢で伏在神経にストレッチがかかります。

ここから伏在神経を緩めたり、ストレッチしたりと刺激の出し入れを行います。
・骨盤から前に出す
・膝を軽く曲げる・伸ばす
・上半身を起こす・倒す

9. 高槻で膝の内側の痛みを根本改善!脳と神経を繋ぐアプローチ

膝の内側のしびれや痛みは、単なる「関節のすり減り」だけが原因ではありません。
ハンター管症候群(伏在神経障害)のように、神経の滑走性が失われ、脳が正確な情報を得られなくなることで引き起こされるケースが多々あります。

高槻や茨木エリアで「どこに行っても膝の痛みが変わらない」とお悩みの方は、脳と神経の通信(情報不足)に目を向けてみませんか?

ぎの整体院はJR高槻駅から徒歩4分高槻阪急スクエアの真向かいという非常に便利な立地にあります。
阪急高槻市駅からも徒歩12分と、茨木方面からもアクセス良好です。
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