うつ病は気分が落ち込む心の病気です。
それだけでなく、身体にも様々な症状が現れる場合もあります
心と身体は独立していません。
「心身相関」という言葉があるように相互に影響を及ぼす関係です。
うつ病で心が病気になれば、次のように身体にも様々な症状が現れます。
-
身体の各部の痛み
-
不眠症
-
食欲低下
- めまい
大阪府高槻市のぎの整体院にもうつ病で身体が痛いという方が来院されます。
大阪府高槻市の「ぎの整体院」トップページ
今回は、うつ病で身体の痛みが出る理由を解説していきます。
1. うつ病に伴う痛みが現れやすい場所
うつ病では身体の様々な場所に痛みが現れます。
特に、頭、首、背中、腰が多い傾向にあります。
他にも、顔、顎、手足など、言ってしまえば全身に起こります。
身体の痛み等の症状で高槻市の病院に行って、精神科を紹介されて、うつ病とわかったというも事例も多いです。
最初に心よりも身体の痛みを苦痛に感じる方が多いです。
そのため、最初に精神科に行く人は少ない傾向にあります
うつ病による身体の痛みは、整形外科等でレントゲンやMRI検査等では異常が見つからない事が多いです。
そのため、周囲から気のせいや心因性の痛みと言われる事も多いです。
その結果、痛みを理解してもらえないとうつ病が悪化する場合もあります。
慢性的な痛みが脳に記憶される仕組みについては
「慢性痛の原因は脳の記憶!慢性痛の改善方法も紹介」
で解説しています。
2. うつ病が痛みに「過剰に反応」する理由
うつ病で起こる身体の痛みは「心因性」と表現されることがあります。
しかし、気のせいだけではありません。
高槻市のぎの整体院では、脳が痛みを処理する過程で「過剰に反応」している状態と考えています。
その中心にあるのが、脳の「扁桃体(へんとうたい)」という部位です。
-
扁桃体の役割
不安や恐怖、ストレス、「痛み」などの感情を処理する -
うつ病時の状態
扁桃体が常に激しく活動し、「警戒モード」に入っている
扁桃体が過敏になると、普段なら受け流せるような小さな刺激でも、脳は「ひどい痛み」として処理してしまいます。
脳が受け取る情報の種類と危険判断の仕組みについては
「脳に入力される情報3分類」
で解説しています。
2-1. 痛みを感じる脳の扁桃体
うつ病では、脳の扁桃体の活動が過剰になっていると言われています。
ストレス・不安・恐怖等の感情を感じたときに活動する脳の部位が扁桃体です。
ぎの整体院が考える扁桃体の身体への影響が下記です。
-
負の感情を処理する
ストレスや不安、恐怖を感じたときに活発に活動する。 -
痛みの信号を受信する
痛みやストレスの情報を受け取る受容体が豊富
慢性痛の形成に深く関与する -
過剰な反応が連鎖する
活動が過剰になると些細な刺激にも敏感に反応する
扁桃体の過剰な活動が長期間続くと、うつ病だけでなく、不安障害やパニック障害といった症状を引き起こす可能性も考えられます。
うつ病が先か扁桃体の過活動が先かは鶏と卵と同じですね。
3. うつ病で痛みを抑える「脳のブレーキ」が弱まる仕組み
うつ病に伴う痛みには、脳内の神経伝達物質の減少が深く関わっています。
脳内には気分や感情をコントロールする神経伝達物質があります。
これが不足すると、痛みを抑える機能が低下してしまいます。
3-1. うつ病では幸せホルモン減少
うつ病の状態では、心身の安定に欠かせない以下の物質の分泌が低下しやすくなります。
これらの物質は、脳内において情報を伝えるだけでなく、痛みに対する「防波堤」のような役割も担っています。
-
セロトニン(幸せホルモン)
精神を安定させ、心身をリラックスさせる
不足するとイライラや不安が強まる
痛みを感じやすくなる -
ノルアドレナリン(意欲の源)
覚醒・集中・意欲・記憶等を担う
ストレス時にも出て、ストレスへの抵抗を担う
不足すると意欲・気力低下を引き起こす -
β-エンドルフィン(脳内麻薬)
ストレス軽減のために分泌される
幸福感・気分高揚を担う
鎮痛効果もあり不足すると、効果が低下する
これらの分泌が低下することで、脳の扁桃体がさらに過剰に反応しやすくなり、結果として全身の痛みが強まってしまいます。
3-2. 痛みを抑える下行性疼痛抑制系
脳には、身体から伝わってきた痛み信号を、脊髄レベルで調整する「ブレーキシステム」が備わっています。
これを下行性疼痛抑制系(かこうせいとうつうよくせいけい)と呼びます。
-
下行性
脳からの指令が脊髄へ向かって下りていくこと -
疼痛
身体の痛みのこと -
抑制系
信号を抑えてコントロールする仕組みのこと
つまり下行性疼痛抑制系とは、脳から脊髄へ指令を送り、痛み情報の伝わり方を調整するシステムです。
この仕組みには、セロトニンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質が関わります。
脳幹から脊髄へ下りる神経が働き、脊髄の「後角」という場所で痛み情報の伝達を抑えます。
下行性疼痛抑制系が正常に働けば、刺激を過剰な痛みとして脳へ伝わりにくいです。
しかし、うつ状態では、セロトニンの分泌低下等の影響で下行性疼痛抑制系の働きが低下することがあります。
その結果、本来なら強い痛みとして感じにくい刺激でも、痛みとして感じやすくなる可能性があります。
下行性疼痛抑制系の詳しい仕組みについては
「脳が痛みを抑える仕組みの下行性疼痛抑制系」
で解説しています。
4. うつ病に伴う「心身の悪循環」を身体側からやわらげる理由
うつ病では、心のつらさと身体の痛みは切り離して考えません。
気分が落ち込むことで身体の痛みを感じやすくなり、反対に痛みが続くことでさらに気分が沈む。
このような「心身の悪循環」が起こるからです。
この悪循環に対し、高槻市のぎの整体院では身体側からのアプローチを行います。
4-1. 脳へ届く「不快な情報」を整理する
整体で身体を整えることは、単に筋肉を緩めるだけではありません。
脳が受け取る「身体を守らなければならない」という情報を、身体側から「安心」という方向へ変えていくサポートになります。
具体的には、身体の状態を整えることで以下の変化を目指します。
-
身体から入る不快な感覚を減らす
筋肉の過緊張や関節のこわばり、呼吸の浅さなどは、脳に「悪い情報」を届け続けてしまいます。
整体でこれらを整え、脳に入る不快な情報を減少させていきます。 -
脳の警戒モードをやわらげる
痛みや緊張が続くと、脳は身体を守るために警戒を強めます。
不快感が軽くなることで、脳が警戒モードから「安全」を判断しやすくなります。
このように、身体の痛みを整体で改善することで、心身の悪循環を止めていきます。
その結果、過剰なストレスが軽減されてうつ病の改善にも繋がります。
感覚の精度と症状の関係については
「感覚のエラーが痛みの根本原因」
もあわせてご覧ください。
5. 催眠療法+整体で心身両面から改善
うつ病の施術において、アプローチの入り口は大きく分けて2つあります。
-
身体へのアプローチ:一般的な整体院など
-
心へのアプローチ:精神科やカウンセリングなど
どちらか一方でも効果は出ますが、心と身体が深く影響するうつ病だからこそ、理想は「心身両面」からの同時ケアです。
大阪府高槻市のぎの整体院は、身体を整えるだけでなく、心のアプローチである「催眠療法」も得意としています。
うつ病でお悩みの方には、この整体+催眠療法による多角的なアプローチが非常に効果的です。
おそらく、高槻市や茨木市周辺で、本格的な整体と催眠療法を1箇所で同時に受けられるのは、当院だけです。
「整体だけでは改善しない」「カウンセリングだけでは身体が辛いまま」 そのような停滞期を感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。
6. うつ病に伴う身体の痛みを根本からやわらげるために
うつ病による身体の痛みは、脳の扁桃体が過剰に活動し、痛みを抑えるブレーキが弱まることで起こる「実在する痛み」です。
決して気のせいではありません。
ぎの整体院では、身体を整えて脳への不快な情報を減らす整体と、潜在意識から安心を育む催眠療法を組み合わせて、心身の悪循環を断ち切ってうつ病改善を目指します。
ぎの整体院は、JR高槻駅から徒歩3分、高槻阪急スクエアのすぐ向かいという、通院の合間やお買い物ついでにも立ち寄りやすい場所にございます。
阪急高槻市駅からも徒歩12分ほどでお越しいただけます。
高槻市の駅近く「ぎの整体院」
「どこに相談しても理解してもらえなかった」という方も、まずは今の辛さをお聞かせください。
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