催眠療法(ヒプノセラピー)での催眠状態ってどんな状態?

催眠療法(ヒプノセラピー)はクライアントを催眠状態に誘導してから行います。
と言われても、催眠状態がわからない…。

催眠状態ってなんか怖そうだから、催眠療法(ヒプノセラピー)を受けるも怖い。
こんな催眠療法(ヒプノセラピー)の過剰な不安を払拭したい。

今回は、催眠療法(ヒプノセラピー)時の催眠状態について説明していきます。
催眠状態とは簡単に言えばリラックスした気持ち良い状態です。

催眠状態を、変性意識状態、トランス状態と言ったりもします。
ここでは、催眠状態で統一します。

最後まで読んでいただければ、催眠療法(ヒプノセラピー)の過剰は不安も無くなりますよ。
そして催眠状態になりたいと考える人も多いはずです。

催眠状態とはウトウトしている気持ち良い状態

催眠状態 ウトウト

布団の中でウトウトまどろんでいる。
催眠状態とはこれと同じです。

ウトウトしてる時は気持ち良いですよね。
催眠状態も同じで気持ち良いんです。

催眠療法(ヒプノセラピー)では暗示を入れて誘導していきます。
暗示を入れるには、リラックスしてもらう必要があります。

ウトウトまどろんでいる状態も気持ち良くリラックスしていますよね。
催眠療法(ヒプノセラピー)では、暗示を入れる前にこの気持ち良い催眠状態に誘導していきます。

催眠状態の脳波はα波〜θ波

催眠状態 脳波

少し難しい脳波の話です。
催眠状態脳波リラックスを示すアルファ波からシータ波です。
これだけわかってもらえれば十分です。

脳波をもう少し深く知りたい方以外は飛ばして下さい。

脳波とは脳が活動時に出す電気信号です。
脳波の種類は下記の5つ
ガンマ波:興奮状態や強いストレスを感じている状態
ベータ波:通常の起きている状態
アルファ波:リラックス状態
シータ波:まどろんでウトウト状態
デルタ波:熟睡状態
催眠状態とは、脳波がアルファ波とシータ波の状態です。

催眠状態は意識があり拒否も可能

催眠状態 拒否

催眠状態では意識もあり嫌な事は拒否することも可能です。
催眠療法(ヒプノセラピー)に不安がある方は催眠状態ではどんな暗示も受け入れてしまう。
と誤解されているからではないでしょうか。

催眠状態とは、布団の中でウトウトまどろんでいる状態と書きました。
この時、起きて布団から出ようと思えば起きれます。
気持ち良いからこのまま布団の中でウトウトする事も出来ます。
選択権はあなたにあります。

無理やり起こそうとしても、嫌なら布団から出ない事も選べます。
また、強引に起こされたら気持ち良くないですよね。

催眠療法(ヒプノセラピー)の催眠状態も同じです。
嫌な暗示は拒否することが出来ます。

暗示で嫌な行動や、嫌な事を言わされる事はありません。
嫌な暗示は、気持ち良い状態では無くなりますよね。
催眠状態=気持ち良い状態

なので、嫌な暗示を言われたら催眠状態から覚めるとも言えます。

催眠療法(ヒプノセラピー)で催眠状態にする理由

顕在意識 潜在意識

催眠療法(ヒプノセラピー)で催眠状態にする理由は潜在意識に暗示をかけやすくするためです。

催眠状態との例として布団の中でウトウトまどろんでいる状態と書きました。
起きてる時よりも意識(顕在意識)は曖昧な感じですよね。
その反面、普段は奥底に沈んでいる潜在意識が浮き出てくるイメージです。

催眠状態とは顕在意識が休んで潜在意識にアプローチしやすい状態です。

この様に、催眠療法(ヒプノセラピー)で催眠状態に誘導する理由は、暗示を受け入れやすい状態だからです。

催眠状態で暗示を上手く受け入れるコツ

催眠療法 受け入れる

催眠状態で暗示を上手く受け入れるコツは楽しみながら変化に期待することです。
催眠状態とは暗示を受け入れやすい状態ですが、必ず暗示が入るわけではありません。

脳には身体から多数の情報が届き、その情報により身体に指令を出していきます。
この情報の一つにイメージ情報があります。
イメージ情報が脳に届くと、脳はイメージ情報通りになる様に身体に指令を出します。
これが催眠療法(ヒプノセラピー)の簡単な原理です。

強くイメージすると、それだけ脳には強く情報が届きます。
まずは、この変化を楽しもうという気持ちが重要です。

変化を楽しめたと言うことは、暗示の効果が出たと言うことです。
暗示の効果が出るなら、あなたの症状改善にも効果が期待できますよね。

催眠状態で上手く暗示を受け入れるコツは、この楽しむ期待の気持ちの2つです。

整体と催眠療法(ヒプノセラピー)

催眠療法(ヒプノセラピー)だけを受けるより、整体と組み合わせた方が効果が高いと考えています。
その理由は、催眠状態に入りやすいから。

催眠状態とは何度も書いてますがリラックスした気持ち良い状態です。

「心身相関」という言葉がある様に、心と身体は繋がっています。
身体の不調があれば、そこが気になってリラックスしいくい。

整体で筋肉を緩めておけば、リラックスしやすく催眠状態にも入りやすいです。
また、いきなり悩みを話すのは緊張してしまう方でも、整体で身体を緩めていくと心の緊張も解けて話をしやすくなる方も多いです。

この様に、当院では催眠療法(ヒプノセラピー)をより効果的に行うために整体も併用しています。

催眠状態のまとめ

ここまで読まれて、催眠状態が理解出来ましたか?

一番大事なのは、
催眠状態でも暗示を受け入れるかどうかの決定権はあなたにある

これがわかってもらえれば、催眠療法(ヒプノセラピー)の不安はかなり消えると思います。
催眠療法士(ヒプノセラピスト)の思い通りに操ることは不可能です。

催眠療法(ヒプノセラピー)を効果的に行うには、あなたの協力が必要です。
この人の暗示にならかかっても良いと信頼出来る催眠療法士(ヒプノセラピスト)を見つけて下さいね。

最後に、催眠状態の体験に布団に入ってウトウトする感覚を楽しんでみて下さい。

催眠療法(ヒプノセラピー)について詳しくはこちら

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