神経学トレーニング

高槻市ぎの整体院の神経学トレーニング

高槻市の「ぎの整体院」では、整体と合わせて自宅で行うセルフケアとして神経学トレーニングをお伝えしています。

一般的な筋力トレーニングや、筋肉を伸ばすストレッチではありません。

身体の感覚や動きに意識を向け、視覚や三半規管などから入る情報も利用して、脳へ入る身体情報の正確さと量を高めるセルフケアです。

痛みのない刺激や動きを使い、脳が身体を安全に動かせると判断できる情報を繰り返し入力します。

整体で身体を調整するだけでなく、セルフケアで必要な身体情報を入力することで、症状の根本改善につなげます。

1. 一般的なセルフケアとの違い

身体の感覚に意識を向ける神経学トレーニングと筋肉中心のセルフケアの比較

一般的なセルフケアでは、硬くなった筋肉をストレッチで伸ばしたり、力が弱い筋肉を鍛えることが目的です。
つまり、筋肉をターゲットにしたセルフケアです。

筋肉の硬さや力の弱さは、脳から筋肉へ出された指令によって起こります。

ぎの整体院の神経学トレーニングで狙うのは、筋肉ではありません。

身体を動かすことで、身体の感覚や動き、視覚、バランスなど神経を通って脳へ入る身体情報を正確にすることです。
同じように身体を動かしていても、意識を向ける場所や内容によって、脳へ入る情報は変わります。

神経学トレーニングでは、イメージした通りに身体を動かせているか、身体の感覚を正しく感じ取れているかを確認しながら行います。

2. 痛みなどの症状は脳の防御反応

脳が危険と判断して痛み・筋緊張・力の入りにくさを出す防御反応

痛みやしびれ、筋肉の緊張、力の入りにくさなどは、脳が身体を守るために出す防御反応です。
脳は、ケガや炎症、筋肉などの身体の状態、感覚情報などをもとに、身体が安全か危険かを判断しています。

危険と判断すると、痛みやしびれを出して身体の異常を知らせ、無理な動きを止めようとします。
さらに、筋肉を硬くして可動域を狭くしたり、力を入りにくくして筋肉を休ませたりします。

この防御反応は、身体を強制的に休ませるための正常な仕組みです。
問題は、必要以上に防御反応が出ていることです。

神経学トレーニングでは、脳が身体を安全に動かせると判断できる身体情報を入力し、過剰な防御反応を弱めていきます。

3. 脳は身体情報をもとに判断する

身体情報の入力から脳の危険判断・防御反応・再入力までの循環

身体と脳の情報のやり取りは、「入力」「解釈・判断」「出力」の3ステップで行われます。

  1. 入力
    筋肉・皮膚から伝わる感覚や、視覚、バランスなどの身体情報が、神経を通って脳へ入る

  2. 解釈・判断
    脳は、入力情報をもとに、身体の状態や動きを把握
    身体が安全に動けるか、危険があるかを判断
  3. 出力
    脳は判断に応じた指令を心身に出す
    危険判断では、痛み、不安などの行動にブレーキをかける防御反応を出す

  4. 再入力
    3ステップは循環している
    痛みが出力されたら、痛み情報が再び脳へ入力されるなど

神経学トレーニングは、症状や筋肉の硬さなど、身体に現れた出力へのアプローチではありません。

筋肉の硬さや身体の歪みよりも前にある、入力情報という根本原因へアプローチします。

4. 危険判断する3つの入力情報

脳の危険判断につながる悪い情報・不正確な情報・少ない情報の3分類

脳が危険と判断する入力情報は、分かりやすく3つに分けられます。

  1. 悪い情報
    ケガや炎症、筋肉や関節への負担など身体の異常
    不安や嫌悪感などの負の感情

  2. 不正確な情報
    動きや位置などが、実際の状態と違って脳へ伝わる
    痛みやしびれで、身体の感覚を正確に感じ取れない
  3. 少ない情報
    身体を動かす機会が少ない
    感覚へ意識を向けていないなど
    脳が判断するための情報量の不足

この3つは、明確に分かれているわけではありません。

しびれがあると感覚が鈍り、身体の状態を正確に感じ取れないだけでなく、弱い刺激にも気づきにくくなります。
このように、複数の問題が重なっている場合が多いです。

神経学トレーニングでは、不正確な情報を正しくし、少ない情報を増やすことが目的です。

5. 身体へ意識を向ける理由

身体の感覚や動きに意識を向けて脳へ正確な情報を再入力する流れ

脳が危険と判断する入力情報には、「悪い情報」「不正確な情報」「少ない情報」があります。

ケガや炎症などの悪い情報は、変えられないことも多いです。
一方、不正確な情報と少ない情報の2つは、身体へ意識を向けることで修正できます。

神経学トレーニングでは身体の位置や動き、感覚を意識しながら動かします。
その結果、脳へ入る情報が増え、実際の身体の状態に合った正確な情報へ変わっていきます。

2つの情報が修正されると、脳の危険判断が弱まり、痛みなどの防御反応も減っていきます。
痛みは、再び脳へ入力される悪い情報です。
痛みが減ることで悪い情報も減り、脳がさらに安全と判断しやすくなります。

これが、神経学トレーニングが症状改善に効果的な理由です。

6. 神経学トレーニングで行うこと

神経学トレーニングでは、身体のさまざまな情報を使います。

身体を動かすと、筋肉の感覚だけでなく、視覚情報やバランス情報も同時に脳へ入力されます。
一つのトレーニングで一種類の情報だけが脳へ入るわけではありません。

どの情報をメインターゲットにするかで、トレーニングの内容を考えます。

  • 運動療法
    イメージ通りに身体を動かせているかを丁寧に確認
    身体の位置や動きに関する正確な情報を脳へ多く入力

  • 視覚トレーニング
    身体の位置や動きの判断に大きく関わる視覚情報
    目の動きなどで身体の動きに必要な視覚情報を脳へ入力

  • バランストレーニング
    三半規管などへの刺激
    バランス保持に必要な情報を正確に入力
  • 神経ストレッチ
    神経が伸ばされた刺激への意識
    感覚を正確に脳へ入力

これらを身体の状態に合わせて、必要な情報を単独または組み合わせて使います。

運動療法の詳しい内容は「運動療法で痛みしびれを改善」
神経ストレッチの詳しい内容は「神経ストレッチの目的と役割」
をご覧ください。

7. 防御反応が出ない範囲で行う

安全な刺激の入力で脳の危険判断と防御反応が弱まり症状が改善する流れ

神経学トレーニングは、無理をして行うものではありません。

刺激や動きを脳が危険と判断すると、筋肉を硬くする、可動域を狭くする、力を入りにくくするなどの防御反応が出ます。

痛みだけでなく、不快感、怖さ、強い力み、めまい、ふらつきなどが出る場合も、刺激の強さや量が身体に合っていない反応です。

防御反応が出ると、トレーニングで入力する情報が悪い情報になり逆効果になる場合もあります。

そのため、身体の反応を確認しながら、安心して行える刺激や動きに調整します。

強さや回数を増やすことよりも、脳へ正確な身体情報を入力することが重要です。

8. 身体の状態に合わせて内容を変える

同じ症状でも、効果がある神経学トレーニングは一人ひとり異なります。
そのため、全員が同じトレーニングを行うわけではありません。

身体の状態に合わせて、運動療法や視覚トレーニング、バランストレーニング、神経ストレッチなどを試します。
身体の動きや症状の変化を確認し、効果があるトレーニングを継続します。

身体の状態が変われば、必要なトレーニングの内容も変えていきます。
一緒にあなたに合う神経学トレーニングを探していきましょう。

9. 整体と組み合わせて根本改善

ぎの整体院のソフト整体と神経学トレーニングを組み合わせた根本改善

神経学トレーニングは、自宅などで行うセルフケアです。

痛みや筋肉の緊張が強い状態では、イメージ通りに身体を動かしたり、細かな感覚を意識することが難しくなります。

ぎの整体院では、整体で全身を調整し、症状部分にかかる負担や過剰な防御反応を減らします。

身体を動かしやすい状態にしてから神経学トレーニングを行うことで、動きや感覚をより正確に意識できます。

整体で身体を整え、神経学トレーニングで必要な身体情報を繰り返し入力することで、症状の根本改善につなげます。

10. 繰り返し行うことで安全判断に変える

神経学トレーニングは、一度行えば終わりではありません。

脳へ正確な情報を繰り返し入力することで、脳が身体の状態を正しく把握できるようになります。

身体の状態を正しく把握できると、脳は身体を安全に動かせると判断しやすくなります。

繰り返し行うことで、安全と判断できる情報が脳へ何度も入力されます。

脳の危険判断が安全判断へ変わると、痛みや筋肉の緊張、力の入りにくさなどの防御反応が減っていきます。

身体に合った神経学トレーニングをできる範囲で繰り返し、症状改善につなげます。

11. このような方に適しています

  • 一般的なストレッチや筋力トレーニングを続けても改善しない方
  • 施術を受けると楽になるものの、症状を繰り返す方
  • 身体を動かしにくい、またはイメージ通りに動かせない方
  • 痛みや筋肉の緊張が強く、運動を始めにくい方
  • 強い刺激や激しい運動が苦手な方
  • 自宅でも症状改善のために取り組みたい方
  • 一時的な変化ではなく、根本改善を目指したい方

神経学トレーニングは、
腰痛
坐骨神経痛
肩こり
膝痛
自律神経失調症
など、さまざまな症状に合わせて内容を変えて行います。

12. 神経学トレーニングについて多い質問

Q.痛みがある状態でもできますか?
大丈夫です。
痛みが出ない小さい動きで行ってください。
痛みや不快感などの防御反応を出さないことが重要です。

Q.どのくらいの頻度で行えば良いですか?
3〜5回程度を1セットにして、日常生活の中でこまめに行ってください。

Q.1回にどれくらいの時間が必要ですか?
長くても数分程度の短時間で行えます。

Q.子どもや年配の方でもできますか?
年齢に合わせて刺激や動きを選ぶため大丈夫です。
強い運動が難しい方にも対応できます。

Q.自宅で正しくできるか不安です
来院時に実際に行い、動きや意識することをお伝えします。
疑問点などは次回来院時やLINEでもお答えします。

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