【高槻市の整体】椎間板ヘルニアの痛み・しびれの原因は脳と神経にある

椎間板ヘルニア

高槻市の「ぎの整体院」には、
「手術しかないと言われた」
「リハビリでもしびれが取れない」
という方が多く来院されます。

実は、椎間板ヘルニアには「ヘルニア自体の原因」「痛み・しびれが出る原因」の2つがあります。

一般的に信じられている「神経が当たっているから痛い」という常識の間違いを、脳神経学の視点から紐解いていきましょう。

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1. 椎間板ヘルニアとは?飛び出した「髄核」が神経を刺激する仕組み

椎間板 髄核 線維輪

椎間板ヘルニアの原因の前に知って欲しいのが「ヘルニア」の意味です。
ヘルニアとは体内の臓器等が本来あるべき場所から「飛び出した」状態を言います。

椎間板ヘルニアとは?

  • 構造
    外側の「線維輪」と、中のゼリー状の「髄核」で構成

  • 役割
    背骨同士がぶつからないための「クッション材」。

  • 状態
    中身の髄核が、本来あるべき場所から「飛び出した」のがヘルニア

椎間板ヘルニア

椎間板成分75水分で弾力性があるゼリー状になっています
硬い背骨(椎骨)同士が直接ぶつかって傷つかないため間に挟まれてクッション材の役割があります。

椎間板は外側の線維輪と中身の髄核の2つで出来ています。
髄核は上からの圧力を逃す役割があります。
髄核が外に飛び出さないように線維輪が囲っています。

椎間板ヘルニアとは、髄核が本来あるべき線維輪から飛び出した状態です。

首の椎間板から髄核が飛び出したのが頚椎椎間板ヘルニア。
腰の椎間板から髄核が飛び出したのが腰椎椎間板ヘルニア。

2. なぜヘルニアになるのか?椎間板に負担をかける根本原因

いよいよ椎間板ヘルニアになった原因の説明です。
言い換えれば、線維輪から髄核が飛び出した原因の説明です。

考えられるのは
椎間板にかかる力が強い
加齢により椎間板の水分量低下
①+②

それぞれ説明していきます

2-1. 【重要】姿勢の変化による椎間板内圧の上昇

椎間板

椎間板は椎骨のクッション材の役割があるため常に圧力がかかっています。
この内圧が強くなると中の髄核が飛び出します。

スポーツをしている人に椎間板ヘルニアが多い理由がこれになります。

走る、ジャンプ、ねじる、ぶつかる等が繰り返し行われる事で、椎間板には強い衝撃が加わります。

同じ理由で肥満や重労働が原因で椎間板ヘルニアになるリスクが高まります。

椎間板にかかる内圧は姿勢によって変化します。
スポーツをしていなくても椎間板になる原因は姿勢にある可能性が高いです。

直立姿勢腰椎にかかる内圧を100%ととして各姿勢による内圧の変化を低い順に書いてみます。

【驚き】姿勢による腰への負担(腰椎内圧)の変化

  • 仰向けに寝る:25%

  • 直立姿勢:100%

  • 椅子に座る:140%

  • 腰を曲げて荷物を持つ:220%

  • 座ったまま荷物を持つ:275%

意外にも、直立姿勢より「椅子に座る姿勢」の方が負担は大きくなります。
高槻市・茨木市でデスクワークや運送業をされている方にヘルニアが多いのは、この「座り姿勢」や「中腰での荷物移動」による慢性的な高圧力が原因の一つかもしれません。

常に椎間板には内圧がかかっています。
運送業の方に椎間板ヘルニアが多い原因がこれでわかりますよね。
軽い荷物を持つだけでも直立姿勢の2倍以上がかかります。
重い荷物も持たれるのでもっと内圧は高くなります。

2-2. 加齢による椎間板の水分量低下

肌の水分量

若い時は肌の水分量も多かったのに、だんだんと顔の「ハリ」が無くなり「シワ」が増えてきます。
加齢による正常な変化ですよね。

椎間盤全体は約75%が水分です。
そして中身の髄核はほぼ水分。

加齢で肌の水分量が減少しているので、椎間板の水分量も同じ様に減っています。
肌は若い時と比べると弾力がなくなりカサカサになります。
椎間板も同じで弾力が減少して小さくなってしまいます。
背が少し縮んだりするのは、この椎間板が潰れて小さくなった影響もあります。

椎間板の弾力性低下は、椎間板ヘルニアの原因に直結するのはイメージできますね。

2-3. 加齢と負担が重なる「複合型ヘルニア」の落とし穴

椎間板ヘルニア MRI

高齢者で椎間板ヘルニアになる方は
①腰が曲がり椎間板の内圧が高い
②椎間板の水分量減少
と2つの原因が重なっています。

ただし、椎間板ヘルニアは痛み等の症状が出る前からなっていることも多いです。
高齢者の方は若い時椎間板ヘルニアなっている可能性も多いにあります。

【重要】MRIの画像だけがすべてではありません
痛みがない人を検査しても、約8割にヘルニアが見つかったという研究データもあります。

つまり、画像上の「飛び出し」だけが痛みとしびれの正体ではないのです。

3. 【新常識】椎間板ヘルニアで痛み・しびれが出る本当の理由

椎間板ヘルニアで痛み・しびれ等の症状が出る原因は一般的に言われている原因と本当の原因が異なります。

そのため、最初に一般的に言われている原因から説明して、次に本当の原因を説明していきます。

高槻市・茨木市の腰椎椎間板ヘルニアは「ぎの整体院」

3-1. 一般的な病院での診断「髄核が神経を圧迫している」

椎間板ヘルニア

一般的な椎間板ヘルニアで症状が出る原因は髄核が神経に当たっているから。

上図の黄色が神経です。
髄核が線維輪から飛び出して神経に当たっていますね。

この神経が当たっているのが椎間板ヘルニアの原因と言われます。
病院での手術は、神経に当たっている飛び出した髄核を切り取る等して取り除きます。

これが椎間板ヘルニアの唯一の原因と言われます。

3-2. 手術で改善しない理由から考える「画像以外の要因」

症状は複数要因の積み重ね

一般的には、椎間板ヘルニアは髄核が神経に当たっている事だけが原因と説明されます。

しかし、病院の手術で飛び出した髄核を取り除いても痛み・しびれが残る場合もあります。
もちろん、手術で症状が無くなる方も多いです。
また、痛み等の症状が無い人を検査したら8割弱に椎間板ヘルニアが見つかったという研究報告もあります。

このように、椎間板ヘルニアの痛み・しびれ等の症状の原因が髄核が神経に当たっているからでは説明出来ない事が多くあります。

髄核が神経に当たっているのは、数ある要因の一つに過ぎません。
手術で改善しないケースは、髄核の圧迫以外の他の要因が大きかったと考えられます。

逆にヘルニアがあっても痛くない人は、他の要因が積み重なっていない状態なのです。

画像検査で異常が見つかっても、それだけでは症状の説明がつかないケースについては
椎間板ヘルニアの痛み・しびれの原因は脳にある
で詳しく解説しています。

4. 脳と神経が作る「防御反応」としての痛み

痛み・しびれ等の症状は身体を守るため

椎間板ヘルニアによる激しい痛み・しびれは、「これ以上動くと危ない!」という脳からの警告信号です。

「痛みのせいで体が不自由になるのは困る」と感じるかもしれませんが、脳には以下の目的があります。

  • 身体を強制的に休ませる
    強い痛みで動けなくし、回復の時間を稼ぐ

  • 動きに制限をかける
    安全な範囲を超えて動かさないよう、可動域を狭める

  • 姿勢をゆがませる
    今の状態で最も身体への負担が少ない「回避姿勢」を反射的に作る

このように、しつこい症状は脳があなたを守るために、全身に「ブレーキ」をかけている状態なのです。

脳がかけるこの「ブレーキ」の仕組みについては
脳が痛みを抑える仕組みの下行性疼痛抑制系
で解説しています。

4-1. 脳へ届く「不正確な神経情報」を整える必要性

椎間板ヘルニアの症状は、「髄核が当たっている」という一つの原因だけで決まりません。

脳は常に、全身から届く膨大な情報を神経を通じて受け取り、「安全か、危険か」を瞬時に判断しています。

【脳に送られる情報の内訳】

  • 悪い情報髄核が飛び出して神経に当たっている(物理的刺激)

  • 不正確な情報
     筋肉のこわばり、バランス感覚の乱れ、視覚のズレなど

脳がこれらの情報を統合して「危険(レッドゾーン)」と判断すると、身体を守るための痛みやしびれが出現します。

つまり、椎間板ヘルニアを根本から変えるには、飛び出した髄核だけを見るのでありません。
筋肉やバランス感覚といった「不正確な情報」を正しく書き換え、脳に「もう安全だよ」と教えてあげることが不可欠なのです。

脳が受け取る情報と身体のイメージの関係については
ボディマップとは何か

脳に届く感覚情報がどのように分類されるかは
脳に入力される情報3分類
をご覧ください。

5. 椎間板ヘルニアの原因まとめ

最後に、椎間板ヘルニアの原因について大切なポイントをまとめます。

  • ヘルニアになる原因
    姿勢の崩れやスポーツ、加齢で椎間板の内圧が高まり、中身(髄核)が飛び出すこと

  • 痛み・しびれが出る本当の原因
    「髄核の飛び出し」に加え、筋肉や視覚などの神経情報が脳にとって「不正確で危険」な状態になっていること

椎間板ヘルニアの症状は、画像に映る「飛び出し」だけで決まるわけではありません。

脳に届く神経情報を正確に整えることで、脳がかけている「痛みのブレーキ」を解除し、症状を改善させることは十分に可能です。

高槻市のぎの整体院では、画像検査の結果に縛られず、脳と神経の働きから根本原因にアプローチします。
JR高槻駅徒歩4分で高槻阪急スクエアの向かいと駅からも近いです。
高槻市で腰椎ヘルニアを改善する「ぎの整体院」

「手術しかない」と諦める前に、脳を安心させ、スムーズに動ける体を取り戻しましょう。
一人で悩まず、ぜひ一度当院へご相談ください。

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