頚椎ヘルニアとは
首の構造
背骨は椎骨と呼ばれ、首の椎骨を頚椎と言います。
椎骨と椎骨の間には椎間板が挟まれています。
椎間板は硬い椎骨が直接ぶつからない為のクッションの役割です。
硬い椎骨だけでは、背骨のスムーズな動きが出来ません。
柔らかい椎間板があることで、背骨の柔軟な動きが可能なのです。
頚椎を輪切りにして上から見た図です。
青い部分が椎間板になります。
椎間板は髄核と呼ばれるゼリー状の中身がある事でクッションの役割が可能です。
髄核が外に漏れないように囲っているのが線維輪です。
頚椎(首)ヘルニアとは
頚椎(首)ヘルニアとは「頚椎椎間板ヘルニア」の略称です。
首の骨ではなく、椎間板に問題が発生します。
ヘルニアは、「飛び出す」という意味があります。
頚椎ヘルニアとは、椎間板内の髄核が線維輪を突き破って外に出た状態です。
外に飛び出した髄核が神経等を圧迫する事で痛みやしびれが発生します。
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