長引く捻挫の痛みの原因とは
捻挫はだいたい1ヶ月もすれば、痛みも改善されていきます。
しかし、2ヶ月以上経過しても痛みはそのまま・・・。
安静時の痛みは無くなっても、動かすと痛みがある。
捻挫前よりも力が入りにくい。
それでも、整形外科では異常無しと言われて、どうしたら良いのかわからない。
このような方もおられます。
2ヶ月経過しても捻挫の痛みが改善しない理由
捻挫の中でも多い足関節捻挫を例にしていきます。
捻挫は靭帯等の損傷ですが、靭帯等の回復期間を経過しても痛みが引かない場合も多いです。
この場合は、足の細かい骨(足根骨)がスムーズに動いていない可能性があります。
足の骨は上記のように細かく分かれています。
この骨と骨の間は関節になっています。
関節と言っても大きく動く関節は、距腿関節ぐらいです。
スネの骨(脛骨・腓骨)の下の小さい骨同士は少ししか動きはありません。
一つ一つは少しでも多くの関節が動くことで足の複雑な動きを可能にしています。
捻挫の痛みが引かない場合は上記の動きが硬くなっていたり、力が入りにくくなっています。
そのため、足を動かすのに過剰に力が必要となり、疲れて痛みが出てきます。
一般の施術で改善しない理由
一般的なRICE処置は、捻挫部分の炎症を抑えて安静にして回復を待つ。
RICE処置は、軽度の捻挫には効果的です。
しかし、固定して安静にすると、細かい関節の動きまで止めてしまう事になります。
それにより、スムーズな動きが出来なくなり硬くなってしまうのです。
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