あごの筋肉とは
顎関節症は、咀嚼筋(そしゃくきん)が硬くなっていると説明されています。
咀嚼筋とは一つの筋肉ではなく、主に「側頭筋」「外側翼突筋」「内側翼突筋」「咬筋」の4つ筋肉の総称です。
咀嚼筋は口の開閉時に働くため、硬くなると痛みや音が発生します。
また、あご周辺には多くの筋肉があります。
咀嚼筋以外が硬くなり顎関節症を引き起こしている可能性も考えられます。
あごの関節円板とは?
顎関節症は関節円板に問題がある。
整形外科等で、聞いた方も多いと思います。
関節円板が問題と言われてもイマイチ理解出来ない。
そんな、あなたに関節円板について簡単に説明していきます。
顎関節は、頭蓋骨と下顎骨(あごの骨)で構成されています。
顎関節の動きは前後・上下と大きく、骨がぶつかると傷ついてしまいます。
関節円板は骨がぶつからないようにするクッションの役目です。
関節円板はアゴを閉じると後ろに移動し、開くと前に移動します。
関節円板が顎関節内をスムーズに動くことで、口の開閉もスムーズに出来ます。
口が開かない(開口障害)とは
顎関節症の主な症状に口が開かない「開口障害」があります。
口を開くときは、関節円板がスムーズに動きます。
下図が正常な関節円板の動きです。
顎関節症は、口を閉じている時に関節円板が前にズレている可能性があります。
口を開こうとすると下顎頭がズレている関節円板に引っかかってしまいます。
この引っかかりにより、口を少ししか開けなくなります。
音が鳴る
開口障害はあごの骨(下顎頭)が動かないでした。
音が鳴るのは、ズレた関節円板が戻ろうとする動きと考えられています。
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