症例 野球水泳肩07 中学生 転倒打撲による野球肩

症例7 中学生 野球肩 転倒時の肩打撲

来院 2016年10月

症状 転倒時の肩打撲による野球肩

野球肩 野球肘

右 野球肩

小学生から野球を始め、現在はシニアリーグで外野手。

半年前に守備練習で転倒し右肩から落ちる。

軽く投げる時は痛みは無いが、遠投が出来ない。

最初は転倒による打撲ですぐ治ると考えていたが、一向に改善せず。

3ヶ月経つと軽く投げる時も、違和感を感じ始める。

そこから、整骨院に通い右肩へ電気・ゴリゴリと痛いマッサージを受けるが変化なし。

痛みが強くなってきたため、お父さんの知人から当院を聞き来院。

施術内容

肩の外転(横から上げる)は可能であるが、耳につく10cm前から硬くなる。

肩の屈曲(前から上げる)は、150°ほどで硬くなる。

 

肩の動きを硬くしている原因を検査すると、左肋骨下部にあった。

したがって、施術はこの左肋骨下部の改善に重点をおく。

基礎調整後に肩の動きを確認すると、外転(横から上げる)屈曲(前から上げる)ともには痛み消失。

左肋骨下部の動きを硬くしている骨盤を調整して、左肋骨下部の動きを出す。

 

初回施術で、軽く投げた時の痛みが軽減。

4回施術後には、軽く投げるときの痛みは消失。

遠投も5回ほどでは痛みは無いが、6回目から痛みがあり。

9回で遠投時の痛みも消失したため終了。

考察

転倒時の打撲から痛めた外傷性の野球肩。

打撲の痛みに耐えながら練習を続けたため、フォームが硬くなり悪化したケースである。

転倒時に肋骨も痛めた可能性もあるが、肩の痛みが強く気づかなかった可能性が高い。

遠投でも痛みが無いため、これからも練習を頑張ってほしい。

大阪・高槻スポーツ整体 ぎの整体院