症例1 20代 男性 マラソン サッカー
来院 2016年6月
症状 ランナー膝 腸脛靭帯炎
1年前から左膝外側に違和感あり、半年前から走っている時に痛みが出現。
半年前は軽い痛みのため、我慢すれば走れていた。
だんだんと痛みが強くなり、3か月前から速く走ると痛みで走れなくなってきた。
2か月前からはランニングは止めているが、日常生活でも痛みがあり、階段や坂道が特に痛む。
学生時代はサッカーをし、社会人になっても続けている。
サッカーで足関節捻挫が多数あり。
20代後半からマラソンも始め、週1~3回走る。
平日は5~10kmくらいだが、休日は20km以上走る時もある。
違和感を感じ始めた半年前から整骨院に通っていたが改善しないため来院。
施術内容
左太ももの外側が硬くなっており、典型的な腸脛靭帯炎の症状である。
足関節捻挫がクセになっており、足関節・足根骨の動きが緩んだり硬くなっている。
このため、着地時に地面からの衝撃が吸収されず、膝に過剰な負担をかけている。
また、足関節捻挫を繰り返したことにより、足関節が内半しやすくなり脚の外側に負担をかけている。
今回のケースは足関節などの足の調整が重要である。
基礎調整後に足関節・指節関節等を調整し足の動き改善。
週1~2回の来院。
最初は改善の実感無かったが、4回目から階段を登る時の痛みが少し軽減。
1ヶ月後には、日常生活での強い痛みは消失。
痛みが出ない強度でジョギングを再開。
2ヶ月後には5~10kmでは痛みないが、10km以上走ると痛くなるときもあり。
長距離走での痛みは残るが、我慢できる程度なので、月1回来院にすることで終了。
考察
昔の古傷が原因の典型例であった。
足関節捻挫は軽く考えがちだか、今回のように他の部位に悪影響を与えることがある。
脚の症例に関わらず、過去の怪我等を聞き出すのが重要であった。
今回は、足関節捻挫の情報があったため、早期に改善が可能となった。
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大阪・高槻スポーツ整体 ぎの整体院でございます。