症例2 30代 女性 ネイリスト
来院 2016年8月
症状 肩こりからの右側頭部痛

社会人になってから肩こり。
20代はデスクワークのOL。
ネイリストは約5年前から。
デスクワークの時は肩こりだけで頭痛までは無かったが、転職してから肩こりがキツくなり頭痛まで出現。
頭痛は仕事中もあるが、起床時もキツイ。
最初の頃は、前頭部全体にモヤっと痛かったが、1年前からは右側頭部だけがキリキリと痛む。
月1~2回は、頭痛がキツくて吐き気もあり。
来院時は、生理痛もあり。
細かい作業なので眼精疲労もあり。
施術内容
下を向いての仕事のため、頚椎の前弯が減少し、立位・座位ともに頭が前に出ている状態。
このため、両肩とも硬くなり、自覚は無いが腰椎の伸展も硬い。
足を組むクセがあり、左股関節も硬くなっている。
生理痛で腹部のハリ強い。
頭蓋骨の中でも、左側頭骨・蝶形骨に硬さ有り。
全身基礎調整後に、手首・指を調整し肩の動きを改善。
股関節を調整し、腰椎伸展を改善。
股関節・腰が改善したため、腹部のハリも緩む。
頭はまだ前にあるため、胸鎖関節を調整するとすこし後ろに戻る。
最後に、頭蓋骨を調整すると、目が開きやすくなり、頭の中がスッキリした感じになる。
初回施術で、頭痛は消失したが、3日後に徐々に頭痛が出現。
現在は月に1~2回来院。
考察
今回の頭痛の大きな要因は仕事での肩こり。
また、生理痛はいつもキツイため、この要因も大きいと考えられる。
自覚している人が少ないが、頭痛と生理周期の関係は深い。
頭痛も肩だけでなく、全身の要因が大きく関連してくる。
肩や頭だけでなく問診時に、患者の状態をしっかりと把握することが重要である。
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大阪・高槻スポーツ整体 ぎの整体院でございます。