腱鞘炎とは

痛い箇所だけの施術では腱鞘炎は改善しない

腱鞘炎で手が痛む。

手にシップを貼ったり、マッサージをしたりしていませんか?

実は、それだけでは腱鞘炎の改善には足りないのです。

 

その理由を知る前に・・・。

先ずは、簡単に腱鞘炎について説明します。

腱鞘炎(ドケルバン病)はなぜ痛むのか?

腱鞘 腱が通るトンネル 長母指外転筋腱 母指親指を伸ばす働き 短母指伸筋腱 母指親指を広げる働き

腱鞘とは、図のように指の腱が通る鞘(さや)の事です。

 

腱鞘の中を、長母指外転筋と短母指伸筋の腱が通っています。

同じ動きを繰り返すことで、腱鞘部分に炎症が発生します。

 

腱鞘の炎症により、痛みが発生する事を腱鞘炎と言います。

炎症のメカニズム 腱鞘炎の肥厚 腱表面の痛み 悪循環 

腱鞘炎で炎症が起こるのは、腱鞘の2つがあります。

①腱鞘が炎症により肥厚する。

②腱鞘の中を通る腱表面が炎症を起こす(腱炎)。

 

多くは2つの悪循環により痛みが発生しています。

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