症例 有痛性外脛骨02 小5 サッカー

症例2 小学5年生 サッカー

来院 2016年7月

症状 高所飛び下り捻挫からの右有痛性外脛骨

小学1年生からサッカーを始める。

練習は土日。

平日は週2日ほど、家の周りを15分ほど走る。

今までに、サッカーで右足首の軽い捻挫を繰り返す。

1ヶ月前に、学校で高い所から飛び降りた時に、右足首を捻挫。

1~2週間で右足首の痛みは消失したが、土踏まずの上が痛くなる。

2週間経っても、痛みが軽減せず整形外科を受診すると「有痛性外脛骨」と診断。

サポーターをしていたが改善せず、1年前に兄が通院していたため来院。

施術内容

右足関節が捻挫のため靭帯の緩みがあり、補正のため右足の関節(右ショパール関節・リスフラン関節)が硬くなって足を支えていた。

立位での膝屈曲(しゃがむ)は、痛みも違和感も無し。

右片足屈曲も可能であるが、下ろしてから上げるときに痛みがあった。

両足関節ともに低屈力(つま先を下に蹴る)が弱く疲れやすいため、有痛性外脛骨への負担が増している。

腰の回旋が硬く、仰臥位で両膝を立て左右に倒すと対側の肩がベッドから浮く。

有痛性外脛骨に関連する関節を検査すると原因は、骨盤(左上後腸骨棘)・右足関節であった。

したがって、施術はこの2点の改善に重点をおいた。

基礎調整後は、仰臥位で膝を左右に倒しても肩が付き、腰の回旋が改善。

右股関節の硬さが出たため、左仙腸関節を調整して骨盤を改善。

左右の足関節を調整。

両足関節の低屈力をみると、力が入るようになる。

右の片足屈曲が上げるときに違和感が少しある程度。

土日を挟んで3日後に2回目。

練習でダッシュすると、少し痛みがある。

2回施術後は、練習中の痛み消失。

2週間後の3回目には、最初の検査で右足関節の低屈力が弱くなっていたため、施術で改善して終了。

考察

有痛性外脛骨が捻挫の後に発症しやすいという、典型例である。

重症化する前に早期に来院されたため、3回と短期間で改善した。

サッカーでの捻挫でなく、高所からの飛び降りが小学生らしかった。

有痛性外脛骨でない、左足でも低屈力が弱っていたため、疲れやすく捻挫が多かったと考えられる。

これからは、しっかりと練習を頑張ってほしい。