症例6 30代 野球肩
来院 2016年10月
症状 野球肩 野球肘
左 野球肩 野球肘
小学生から大学生まで野球部に所属。
大学生で野球肩を発症したが、整骨院に通い改善した。
4年前から、草野球チームに入り週1回ペースで野球を再開。
1年前から、肘に違和感が発生。
半年前から肩・肘ともに痛みが発生。
整骨院に週1回ペースで通院し、電気・ストレッチ・マッサージを受けるが改善せず。
2週間前から、遠投や全力投球が出来なくなり来院。
施術内容
肩の外転(横から上げる)は可能であるが、100°で硬さが出る。
肩の屈曲(前から上げる)は、160°と耳まで上がらない。
肘屈曲すると手の先と肩が拳一個ほど空く。
肩・肘ともに動きが硬くなっており、投球時にスムーズに力を過剰に使い疲労している。
肩の動きを硬くしている原因を検査すると、腰椎であった。
肘の動きを硬くしている原因を検査すると、左中指であった。
したがって、施術はこの2点の改善に重点をおく。
基礎調整後に肩の動きを確認すると、外転(横から上げる)は痛み消失。
屈曲(前から上げる)は、痛みあるが耳まで上がる。
肩の動きを硬くしている原因の腰椎、この腰椎を硬くしている原因が左アキレス腱であったため施術。
肘の動きを硬くしている左中指と手関節を調整。
施術後は、肩の動きが外転・屈曲ともに痛みなく耳まで上がる。
肘屈曲も、手が方まではつかないが、拳半分くらいに改善。
初回後は肩が軽くなり、投球の痛みが半減。
週1回ペースで来院し、5回で野球肩・野球肘ともに痛み消失。
考察
学生時代の古傷が、野球を再開したことで再発したケースである。
学生時代とは筋力等が落ちているが、学生時代のイメージでプレーしてしまい怪我をしやすい。
今回は野球肘からの発症であったが、肩の動き硬さから野球肘を発症した可能性がある。
大人になっても、楽しくスポーツをするためにも体力を考慮しながらケアをすることが大切である。
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大阪・高槻スポーツ整体 ぎの整体院でございます。