症例 野球水泳肩02 中学2水泳

症例2 中学生 女性 水泳肩

来院 2016年6月

症状 右肩 水泳肩

水泳肩

半年前から右肩に痛み発生。

最初はクロールのプル動作のみ痛みがあった。

2か月前から、腕を真っ直ぐ耳の後ろまで伸ばす事が出来なくなった。

肩が回せなくなったため、軽い平泳ぎ中心の練習をしている。

小学4年生から選手コースで、ほぼ毎日練習。

1日5~6km泳ぐ。

3か月前に、整形外科で「水泳肩」と診断。

痛みが増悪した2か月前から、週1~2回整骨院で電気とマッサージを受け少し改善。

最近は全く改善していないため、スポーツ専門の整体を受けようと来院。

施術内容

右肩の動きを検査すると、外転が120°・伸展150°で硬くなる。

水泳肩になっている要因を検査していくと、右骨盤と左足首に反応。

キックが少し硬いため腰に余計な負担をかけた事が、身体捻れにつながる。

身体が少し捻れた状態で、肩を回していたため負担が大きくなり水泳肩になったと考えられる。

基礎調整後に足首を調整すると、右骨盤の硬さも改善。

左股関節の動きもスムーズにさせると、右肩が外転・伸展ともに170°ほどに改善。

週一回ペースで来院。

初診の2時間後にクロールで泳ぐと、痛みが軽減しているのを実感。

しかし、1時間ほど泳ぐと痛みは元に戻る。

練習後の痛みは2割ほど軽減。

3回施術後には、肩の外転・伸展ともに問題無いが、練習時の痛みはまだ残る。

6回目には、練習での痛みも消失。

考察

骨盤と足首の硬さが水泳肩の要因であった。

痛みを我慢して練習を続けたために、症状が悪化したが比較的早期に改善出来た。

肩以外にも動きが悪くなっている箇所を検査して、改善していくことが重要である。

大阪・高槻スポーツ整体 ぎの整体院