症例 腰痛12 ぎっくり手前 トラック運転手

症例12 60代 ゴルフ

来院 2016年9月

症状 慢性腰痛がゴルフで悪化(特に左)

慢性腰痛 ゴルフで悪化 ぎっくり腰手前

9ヶ月前に博多~大阪間を運転してギックリ腰の手前になり、痛みは強いが何とか動ける状態。

雪が降っていたいので緊張したかも。

マッサージ屋に行ったり、温めたりしてゴマかしていた。

昨日、月一回のゴルフで午前中に痛みが強くなってきたが、我慢して最後までプレー。

痛みは9か月前の方が強い。

ゴルフ後にお風呂で温めてマッサージをしてもらったが、痛みは改善しない。

今朝、うがいする時に前屈すると痛みが強い。

靴下を履くことは痛いが何とか出来る。

施術内容

立位前屈が、ほとんど出来ず首を倒して下を向ける程度。

座位で下を向くと、骨盤(仙骨周辺)まで痛みが走る。

腰を後ろから前に押すと、少し硬いが痛みは無し。

座位で身体を右に倒すと、左腰の痛みが増悪。

自覚症状は無いが、両肩とも可動域が狭い。

細かく検査していくと、骨盤左上方(左上後腸骨棘)・右股関節に硬さが腰痛の要因であった。

骨盤や股関節の硬さは足からの影響が強い。

基礎調整後に両足関節を調整すると、右股関節の動きが少し改善。

左足の関節(ショパール関節)・右膝の調整で左上後腸骨棘・右股関節がさらに改善。

肩の動きが悪いため肋骨も硬くなっており、右拇指・左環指を調整した後に肋骨を調整。

肋骨の動きが改善したことにより肩の動きも改善。

痛みは残るが、前屈が45°くらいまで出来るようになる。

2日後の来院時には痛みが半減。

合計3回の施術で、最初の常にある痛みよりはマシになる。

考察

9か月前に腰を痛めてからも、仕事やゴルフで腰に負担をかけていたために慢性化。

自覚症状無いが肩周辺の筋肉も硬くなっており、全体的に硬く体液循環が滞っており自己回復力が低下している状態であった。

その状態で、ゴルフをして反動をつけて身体を回旋させたために痛みが出現した。

疲労が溜まりやすい生活環境の為、定期的なケアが必要である。

大阪・高槻スポーツ整体 ぎの整体院