症例10 50代 男性 自営業
来院 2016年9月
症状 腎臓がんからの右上半身痛
半年前から右上半身に痛み。
2年前に左半月板にヒビができたが、手術せず保存療法。
3年前まではソフトバレーをしていたが、腎臓がんの手術後はスポーツはしていない。
2回腎臓がんの手術をしており、手術前は上半身全体的に痛かったが、手術後は右半身のみになった。
左に体重をかけて座ると痛みがないため、左重心の癖がついてきた。
仕事中の頭痛もあり、首からきてるかも?
手術前までは、整骨院で強いマッサージを受けていた。
手術後は、軽めのマッサージを受けていたが、翌日には戻っていた。
施術内容
初診日から、2ヶ月後の11月に3回目の腎臓がん手術予定
腎臓がんによる自覚症状は無し。
腰椎・胸椎ともに伸展が硬い。
両肩ともに外転が硬い。
右上半身の痛みの要因を検査すると、右骨盤上部(右上後腸骨棘)・左アキレス腱・右手に反応あり。
基礎調整後に左足(リスフラン関節)・左アキレス腱・右足首(遠位脛腓関節)を調整し右骨盤上部の硬さを解除。
両手関節・手根骨を調整し肩を改善。
肩と股関節を改善した結果、胸椎の伸展は改善したが、腰椎はまだ硬い。
初回は、これで終了。
痛みが軽減するまで、週2回ペース。
2回来院時で、身体が少し軽くなったのを実感。
6回終了時、痛みはまだ残るが大幅に軽減されたので、週1回ペースに変更。
考察
腎臓がんは、早期発見のため自覚症状は無し。
ただし、3年の間に2回手術し3回目が1ヶ月半後なっているため、右上半身の痛みの大きな要因にはなっている。
また、手術跡も皮膚を引っ張って縫い合わせていたり筋肉を切っているので、他の部分を引っ張り右上半身の痛みに影響を及ぼしている。
手術前までに、右上半身の痛みは半減以上は改善。
術後も、継続してケアをしていく。
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大阪・高槻スポーツ整体 ぎの整体院でございます。