症例8 40代 男性 会社員
来院 2016年 8月
症状 背・腰痛
3週間前から背中・腰の脇(特に右)が痛む。
玄関で遠くにある靴を履こうと足を伸ばそうとしたら、腰がガクンと抜けるような感じで痛くなった。
運転中や座っている時が特に痛む。
寝ている時も痛み、2時間くらいで目が覚めて熟睡出来ない。
高校の時から腰痛があり、20年前から年1回くらい痛みがキツくなる。
15年前には立てなくなるくらいのが年2回あった。
最近は仕事で重たいものを持たなくなったので、痛くなるのも減っている。
整骨院で電気とマッサージ(腰・背中・臀部・ハムスト)を受けたが改善せず。
施術内容
腰椎の伸展硬く、背臥位で膝立てて左右に倒すと両側とも肩が浮く。
左膝の脛腓関節と頚椎にも硬さ有り。
基礎調整後すると、左に膝を倒しても肩がベッドに付くようになるが右は少し浮く。
左脛腓関節と頚椎に硬さが少し残る。
左脛腓関節と頚椎を調整すると、膝を左右に倒しても両肩ともベッドに付くように改善。
腰椎伸展はまだ硬さ残る。
2回目は翌日。
1回目の硬さは改善されていたが、右足関節に硬さあり。
基礎調整後に、右足関節を調整すると、腰椎伸展も改善。
一ヶ月後に来院されたが、2回目以降は腰の痛みは消失。
考察
腰痛が20年前からと慢性的になっていたため、背中から腰にかけて疲労が蓄積され何気ない動作で限界を超えて症状が出現した。
初回で頚椎と左脛腓関節の硬さをとりバランスを安定させた。
しかし、頚椎と左脛腓関節が緩んだことで、新たに右足関節に荷重がかかり硬さが出現していた。
身体を調整するとバランスが変化するため、同じところが硬くなるとは限らない。
毎回、身体を確認してから施術をすることが重要である。
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大阪・高槻スポーツ整体 ぎの整体院でございます。