症例 腰痛03 マラソン 速く走る

症例3 30代男性 マラソン ペース走時腰痛

来院 2016年7月

ペース走 腰痛 マラソン

1年前程から腰痛。

速く走る時だけ腰が痛くなる。
マラソン歴が8年ほどで、フルマラソンを3時間半ほどで走る。

週3~5日は走る。

平日は1時間~2時間。

休日は30キロ~40キロ走る時もあり。

普通のジョギングでは痛みは出ないが、1キロ4分40秒のペース走をすると、すぐに痛みがでる。

痛くなりペースを緩めると痛みは消失する。

速く走れないため、フルマラソンのタイムを縮められない。

痛くなった当初は、ストレッチなどのセルフケアをしていたが改善せず。

2ヶ月間週1~2回、整骨院に通いマッサージなどを受けるが改善せず。

整骨院に通うのを止めてから、1ヶ月後に来院。

施術内容

腰の伸展、左回旋が硬い。

右肋骨が硬い。

右股関節の屈曲、内転が硬い。

左足関節が硬い。

全身基礎調整後に、硬さを再度チェックすると腰の左回旋は改善。

左足首、右股関節に残っている深い硬さを解除すると、腰の伸展が少し改善。

週一回で、1~2回の施術では、ペース走での痛みの改善には繋がらず。

3回目から、ペース走で徐々に痛みなく走れる距離が伸びていく。

6回目の来院時には、痛みは完全に無し。

考察

練習を続けながらの施術であったが、最初はペース走で痛みが出たらスピードを落としていたので、速く走ることはせず。

ランニングは地面からの衝撃が強く足関節が硬いと足のアーチ等での衝撃の吸収作用が十分に働かず、身体への負担が大きくなる。

今回は左足首と右股関節に硬さがあり、速く走ると衝撃が増大し痛くなっていた。

下半身を調整して腰への衝撃を減らす施術で、速く走った時の痛みが消失した。

近年のマラソンブームで、足以外の腰痛も増加傾向にあり。

大阪・高槻スポーツ整体 ぎの整体院