症例 オスグッド04  中2 女 水泳

症例4 中学2年生 女性 水泳

来院 2016年8月

症状 左膝 オスグッド病(成長痛)

水泳

小学5年生からスイミングスクールの選手コース。

週4~5日練習で1日に5,000m以上を泳ぐ。

半年前に右肩が痛く回せなくなり、肩が改善する3ヶ月前まではキックの練習だけをしていた。

キック練習だけの時は、左膝に痛みはなく、たまに違和感がある程度。

肩は整骨院に通い3ヶ月前に改善。

肩が改善してから、しっかりと泳ぎ出したら、1~2週間で左膝に痛み出現。

最初は練習後の痛みだけだったので、練習を続けていたが1ヶ月前から練習中も痛みが強くなるり、プルブイを使ってキックせずに泳ぐ。

右肩のときに通っていた整骨院で施術を受けるが改善せず。

施術内容

初診時の検査では、両足屈伸すると100°曲げただけで痛みがあり下ろせない。

正座は、踵と臀部にこぶし3個分ほど空く。

左膝の屈曲を制限している要因を検査すると、右肩・腰の回旋・右股関節に反応。

基礎調整後に、右股関節を調整し腰の回旋も改善。

左胸鎖関節を調整し右肩を改善。

初回で、両足屈伸は痛みはあるが最後まで下ろせる。

週2回来院で、3回目で両足屈伸は痛みなし。

3回終了時から通常練習を再開し、通院は週1回。

4回目は、練習の負担増のために痛みが強くなる。

7回目には、練習中も練習後も痛みなし。

考察

右肩痛でキック練習の時に、右腕を伸ばせず腰が左回旋し左膝に負担がかかっていた。

右肩が改善しても、硬さが残っていたためキックがスムーズに出来ず膝の痛みと繋がる。

右肩痛から、キックのフォームが崩れたのが原因であった。

一つのケガを簡単に考えず、しっかりと改善させる事も大事である。

大阪・高槻スポーツ整体 ぎの整体院