神経学トレーニング 脳に「入力」される感覚情報

脳に「入力」される感覚情報

感覚情報 体性感覚 運動覚 位置覚 痛覚 触覚 圧覚

感覚は何かというと、上図です。

聞き慣れない言葉を解説していきます。

体性感覚とは、僕らがイメージする身体の感覚です。
表在感覚…皮膚からの感覚です。

深部感覚…筋肉や関節等の皮膚より内部からの感覚です。
運動覚と位置覚がややこしいですかね。

運動覚…身体の運動方向の感覚
位置覚…身体の位置の感覚
イメージとして、
運動覚はどの方向に向かって動いているかを感じる。
位置覚は止まっている身体の状態を感じる。

特殊感覚の平衡感覚バランス感覚です。
三半規管や耳石器を合わせたもので前庭感覚とも言います。

神経学トレーニングでは、体性感覚と特殊感覚のうち平衡感覚視覚をターゲットにしています。

感覚情報が不正確か正確か?

感覚情報は痛み等の症状が無くても不正確な事も多いです。

例えば、目を閉じて指で鼻先をさわる。
鼻はさわれても先から少しズレていませんか?

イラストほどズレる事はないでしょうけど。
もし簡単なら、スピードを上げる
手を伸ばして指と鼻を離したところから始めて下さい。

これは、鼻先の位置覚指の運動覚の情報の片方か両方が不正確。

では、難易度を下げて、正確な情報を脳に入力します。。
目を開いて正確に鼻先を3〜5回触りましょう。

再度、目を閉じて鼻先を触りましょう。
今度は正確に出来たでしょう。
もし出来なければ、繰り返して下さいね。

これが、不正確情報正確情報にする神経学トレーニングの簡単な例です。

大阪・高槻スポーツ整体 ぎの整体院