【高槻市の整体】デスクワークで肩こりが続く理由は「頭の位置センサー」

デスクワークで頭が前に出て後頭下筋群と筋紡錘の頭位置センサーから肩こりが続く仕組み

デスクワークで肩こりがひどくなる理由の一つが、パソコンを見るときの頭の位置です。

一般的には、頭が前に出ることで首肩の筋肉に負担がかかり、肩こりになると説明されます。
これはもう知っている方も多いですね。
そこで、筋肉が硬くなる理由をさらに深掘りしていきます。

鍵となるのが、首の付け根にある後頭下筋群と、頭の位置を脳へ伝える「頭の位置センサー」です。

今回は、デスクワークで肩こりが続く仕組みを、「頭の位置センサー」から高槻市の整体院「ぎの整体院」が分かりやすく説明します。

デスクワークで肩こりになる一般的な理由

成人の頭の重さと頭が前に出ることで首肩の負担が増えるデスクワーク肩こりの図

まずは一般的なデスクワークで肩こりになる理由からです。

一般的な成人の頭の重さは、約4.5〜5.5kgあります。
重い頭は、細い首だけでは支えられません。
肩や背中の筋肉と協力して頭を支えています。

パソコン作業では、画面を見ようと頭が前に出やすくなります。
頭が身体の中心より前へ出るほど、首肩の負担は増加して力を入れ続けます。
この状態が続いた結果、肩こりとなります。

ここまでが、一般的によく説明されるデスクワークと肩こりの関係です。
ここから深掘っていきます。

後頭下筋群は首の付け根の筋肉

首の付け根にある後頭下筋群と肩こりの関係を示した図

首の付け根には、後頭下筋群という小さな筋肉があります。
後頭下筋群は、頭を細かく動かしたり固定する役割です。

パソコン作業で頭が前に出た状態が続くと、この後頭下筋群も緊張した状態が続きます。
後頭下筋群には、筋紡錘という感覚センサーが多く存在します。

筋紡錘は、頭の位置や動きを感知する重要な役割があります。

筋紡錘は身体の位置を脳へ伝えるセンサー

筋紡錘が筋肉の伸び縮みを感知して頭の位置を脳へ伝える仕組み

筋紡錘は、筋肉の中にある「筋肉の伸び縮みを感知するセンサー」です。

身体を動かすと、関節の動きに合わせて周りの筋肉も伸びたり縮んだりします。

肘を曲げると力こぶの筋肉は短くなり、二の腕の筋肉は伸びます。
筋肉がどれくらい伸びたり縮んだかで、肘の曲がり具合がわかります。
筋紡錘は、この筋肉の長さの変化を感知して脳へ伝えています。

脳は、全身の筋紡錘からの情報を組み合わせて、身体の各部分がどの位置にあるのかを把握しています。

首を回す、上を見るなど頭の位置が変われば首の筋肉の伸び縮みも変わります。

後頭下筋群の筋紡錘も、この伸び縮みを感知して脳へ伝えます。
脳はその情報を使って頭の位置を把握しています。

後頭下筋群には筋紡錘が多く存在

大臀筋・僧帽筋・後頭下筋群の筋紡錘密度を比較した図

後頭下筋群には筋紡錘が非常に高い密度で存在します。
筋肉1gあたりの筋紡錘の数を比較すると大きな違いがあります。

筋肉 筋紡錘の密度
大臀筋(お尻) 約0.8〜1.4個
僧帽筋(首・肩) 約2.2個
手の内在筋(指先) 約16〜30個
後頭下筋群 約98〜242個

繊細な感覚が必要な指先の筋肉よりも、後頭下筋群には多くの筋紡錘があります。

ぎの整体院では、後頭下筋群は頭を動かすよりも、頭の位置や動きを脳へ伝える役割が強い筋肉と考えています。

※参考:Kulkarni V, et al. Quantitative study of muscle spindles in suboccipital muscles of human foetuses. Neurol India. 2001.
※表の筋紡錘密度は異なる研究による測定値を比較した参考値です。後頭下筋群に筋紡錘が多く存在することをイメージするために掲載しています。

後頭下筋群の緊張が続くとセンサー機能が低下

後頭下筋群の緊張で筋紡錘のセンサー機能が低下し首肩をさらに固める悪循環

後頭下筋群の緊張が続くと筋紡錘のセンサー機能が低下します。

その結果、次の悪循環により肩こりが続きます。
後頭下筋群が緊張する
→ 頭の位置センサーの機能が低下する
→ 頭の位置を把握しにくくなる
→ 首肩をさらに緊張させる

筋肉が硬く緊張した状態では、筋紡錘から脳へ「筋肉が縮んでいる」という情報が続けて送られます。

本来は、頭が少し傾いたり動いたりするたびに、筋肉の長さや動く速さも細かく変化します。
筋紡錘はその違いを感知して、頭の位置や動きを脳へ伝えています。

後頭下筋群の緊張が続くと、頭の細かな動きの情報が、「筋肉が縮んでいる情報」の中に埋もれやすくなります。
その結果、脳は頭の位置を正確に把握できなくなります。

そのため、頭を安定させるために筋肉をさらに緊張させて肩こりを強めてしまうのです。

脳は3つの情報から頭の位置を把握

脳が身体の位置情報・視覚・三半規管のバランス情報から頭の位置を判断する仕組み

脳は頭の位置を主に次のような情報を組み合わせて把握しています。

  • 筋紡錘などの身体の位置情報
  • 視覚情報
  • 三半規管などのバランス情報

たとえば、頭を右へ傾けると、首の筋肉の長さが変わります。
同時に、目から見える景色や三半規管から入る情報も変化します。

脳はこれらの情報を照らし合わせながら、「頭の位置・安定」を判断しています。

デスクワークによる肩こりを深く考えると、脳が頭の位置を判断する感覚情報まで関係しているのです。

デスクワークの肩こりが続く理由

デスクワークの肩こりは、「筋肉を使い過ぎたから硬くなった」だけでは説明出来ません。

首肩の筋肉がなぜ緊張し続けるのかまで考えると、身体から脳へ入る感覚情報も重要になります。

高槻市のぎの整体院では、肩こりでも全身調整していきます。
全身から脳へ入る感覚情報を正確にすることで肩こりを改善していきます。

デスクワークによる肩こりを繰り返している方は、「高槻市の肩こり整体」ページをご覧ください。

肩こりについて詳しくはこちら

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