【高槻市の催眠療法】何も見えない・イメージできない方へ

催眠療法で何も見えなくても大丈夫。波の音・呼吸・脱力・イメージでリラックスする流れのイラスト

1. 催眠療法で何も見えなかったという相談

高槻市のぎの整体院に、催眠療法(ヒプノセラピー)についてLINEで相談があり、内容をまとめると次の通りです。

  • 他で催眠療法を受けたが、何も見えなかった

  • 頭の中で「何も見えないし分からない」と思ったまま終了

  • ぎの整体院の催眠療法はそれでも受けられる?

実は、「催眠療法=何かが見えるもの」ではありません。
催眠療法にはいろいろな方法があり、過去の場面などをイメージしながら進める方法もあります。

ぎの整体院では、過去の場面など、浮かんでくる映像をたどる催眠療法は行っていません。

僕自身も、言われた内容によっては何もイメージできないことがあります。
「催眠療法を受けたけれど何も見えなかった」
という方に向けて、何かを見る催眠療法との違いや、当院で行う催眠療法についてお話しします。

2. 催眠療法は言葉の誘導によってイメージする療法

催眠療法で施術者の言葉による誘導を受けながら心の中でイメージする様子

催眠療法は、施術者の言葉による誘導を受けながら、頭の中でイメージしていく療法です。
イメージする内容は、その方法や目的によって違います。

例えば、下記があります。

  • 過去の出来事や場面
  • 前世とされる場面
  • うまくいっている未来の自分
  • 悩みが改善したあとの場面
  • 身体の感覚や状態

ただし、「イメージする」は、目を閉じると映像が見えるという意味ではありません。

頭の中で何となく思い浮かべる、言葉からその状態を想像する、感覚として感じるなど、イメージの仕方には個人差があります。

相談者さんが以前どんな催眠療法を受けたのかは分かりません。
「何も見えなかった」ということなので、過去の場面などをイメージする催眠療法を受けた可能性があります。

代表的なものに、年齢退行(退行催眠)や前世療法(過去世退行)があります。

3. 年齢退行(退行催眠)と前世療法(過去世退行)

年齢退行(退行催眠)で幼少期をイメージし、前世療法(過去世退行)で前世をイメージする様子
  • 年齢退行(退行催眠)
    年齢退行は、催眠状態で過去の時期や出来事に意識を向け、そのときの場面や感情などをイメージしながら進める方法です。
    幼少期など、現在の悩みと関係していると考えられる過去の体験を扱うこともあります。

  • 前世療法(過去世退行)
    前世療法は、さらに過去へ意識を向け、前世とされる場面や出来事をイメージしながら進める方法です。
    前世の姿もイメージなので本当の前世かはわかりません。

このような催眠療法では、過去の場面や人物などをイメージしながら進めます。

そのため
「何も見えない」
「何を思い浮かべればいいのか分からない」
と感じる方もいます。

ぎの整体院では、年齢退行や前世療法は行っていません。

4. 僕も「何も思い浮かばない」経験がある

共感覚とは、音や文字、痛みなどの刺激から色や形を感じる感覚を表したイラスト

僕自身も、内容によっては何もイメージできないことがあります。

以前、治療のセミナーに行ったらイメージを使う療法でした。
「痛みを色で言うと?」
「痛みは形で表現すると?」
と聞かれましたが、何も思い浮かびませんでした。

後から知りましたが、ある刺激に対して別の感覚が自然に生じることを共感覚といいます。
例えば、音を聞くと色を感じたり、文字を見ると特定の色を感じたりする感覚です。

僕の場合、痛みは痛みとして感じますが、そこから色や形は出てきません。
前世も信じていないので、「前世の自分をイメージしてください」と言われても、何も浮かばないと思います。

このように、言われた内容によっては、イメージ出来ないことがあります。

当院では、思い浮かばないものを無理にイメージしてもらうことはしていません。

5. ぎの整体院で行う催眠療法(ヒプノセラピー)の流れ

波の音を聞く・呼吸に意識を向ける・身体の力を抜く流れを表した催眠療法のイラスト

ぎの整体院では、催眠療法を行うときは波の音を聞きながら、次の流れでリラックスしてもらいます。

  1. 波の音を聞く

  2. 呼吸に意識を向ける

  3. 身体の力を抜く

「何かを見ないといけない」
「うまくイメージしないといけない」
と頑張る必要はありません。

この流れを毎回繰り返し、自宅でも同じ方法でリラックスできるようにしていきます。

催眠状態は、意識がなくなるような特別な状態ではありません。
どのような状態なのかは「催眠療法で使う催眠状態とは?」で詳しく説明しています。

6. イメージ出来なければ思い浮かべやすいものを使う

マシュマロ・豆腐・スライムをイメージしながら、筋肉が柔らかくなって力が抜けていく様子のイラスト

ぎの整体院でも、催眠療法ではイメージを使います。
ただし、僕が決めたものを一方的にイメージしてもらうわけではありません。

身体の力を抜いてもらうときに、筋肉が柔らかくなっていくイメージを使います。
そのときも、「柔らかいものなら何をイメージしやすいか?」を先に確認します。
マシュマロ、豆腐、スライムなど、人によって思い浮かべやすいものは違います。

大切なのは、施術者が決めたイメージに合わせてもらうのではありません。

本人が自然にイメージできるものを使って、「筋肉がそのように柔らかくなって、力が抜けていく」とイメージしてもらいます。

7. 暗示はその人に合わせる

好きな曲を聴き、頭の中でも曲を流しながら登校や教室で前向きな気持ちになる男子高校生のイラスト

以前、他で催眠療法を受けた高校生が通っていました。

そこでは、「渡されたカードを見たら学校に行く気持ちになる」という暗示を受けたが、変化はなかったそうです。

カードを使う方法が悪いわけではありません。
高校生にとってカードには特別な思い入れがなく、暗示として入りにくかったのだと思います。

僕は、カードではなく本人の好きな曲を使いました。
「その曲を聴くと学校に行く気持ちになる」という暗示です。

さらに、登校中や教室でも使えるように、「実際に曲を聴かなくても、頭の中でその曲を流すだけでも良い」という暗示にもつなげました。

その結果、朝起きられず学校へ行けなかった状態から、朝から登校できるようになりました。

僕が一方的に暗示を決めるのではありません。
本人が好きなもの、イメージしやすいもの、受け入れやすい言葉を使うことを大切にしています。

催眠療法では、暗示の内容だけでなく、安心して受けられることや施術者との信頼関係も大切です。
詳しくは「催眠療法の効果を高めるコツ」をご覧ください。

8. ぎの整体院は身体の変化から始める

力が弱くなる変化を楽しむ様子と、立位体前屈で身体が柔らかくなる変化を表したイラスト

初めて催眠療法を受ける方に、「言葉やイメージで気持ちが変わります」と言っても、潜在意識は簡単には受け入れてくれません。

ぎの整体院ではいきなり気持ちや行動を変える暗示から始めるのではありません。

まずは、本人が確認出来る身体の変化から始めます

  • 力が弱くなる

  • 身体が柔らかくなる

言葉やイメージによる身体の変化を実際に確認すると、「本当に変化するんだ」と実感出来ます。
その成功体験を作ってから、本来変えたい気持ちや行動への暗示に進んでいきます。

潜在意識が変化を受け入れにくい理由については、「潜在意識と顕在意識の違い」で詳しく説明しています。

9. イメージ出来る様に暗示のハードルを下げる

高い目標を小さく分けて成功体験を積み重ね、本来の目標へ近づいていく流れのイラスト

身体の変化を実感した後は、本来変えたい悩みへの暗示に進みます。
ただし、最初から高い目標を入れるわけではありません。

いきなり高い目標を入れて実際に出来無かった場合、「やっぱり催眠療法は効果がない」という情報を脳に入れることになります。

そのため、まずは本人が「これなら出来そう」と思えるところまでハードルを下げます。
出来たという小さな成功体験を積み重ねて、「催眠療法は効果がある」という記憶を脳へどんどん入力していきます。

その成功体験を増やしながら、少しずつ本来の目標へ近づけていきます。

10. 何も見えなくても大丈夫

今回の相談者さんのように、
「催眠療法を受けたけれど何も見えなかった」
「自分は催眠に入れないのでは?」
と不安になる方もいると思います。

ぎの整体院では、過去の場面など、浮かんでくる映像をたどる催眠療法は行っていません。
イメージを使う場合も、その人が自然にイメージしやすいものを確認してから進めます。

そのため、過去に催眠療法で何も見えなかった方でも大丈夫です。
その人に合った言葉やイメージを使いながら催眠療法を進めていきます。

ぎの整体院で行っている催眠療法の流れや考え方については、催眠療法のページをご覧ください。

催眠療法(ヒプノセラピー)について詳しくはこちら

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