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地面が揺れるようなフワフワ感がずっと続いている
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スーパーの陳列棚や人混みへ行くと、めまいが強くなる
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スマホやパソコンを長時間使った後に症状が悪化する
検査で異常なしなのは、問題が耳や首などの個別の身体の部位にはないから。
脳が情報を処理する仕組み(やり方)に問題があります。
はっきり言って、めまいの原因は多岐にわたります。
ただ、今回は脳に届く情報の乱れという視点に絞って、脳神経学的な観点から詳しく説明していきます。
JR高槻駅・阪急高槻市駅周辺で、病院の検査を受けても異常なしと言われた方の多くが、ぎの整体院の脳神経学的なアプローチで変化を実感されています。
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なぜ首を揉むほどめまいが悪化することがあるのか?
なぜスーパーの棚を見ると、地面が揺れるように感じるのか?
わかりやすくイラストを使って説明するので安心して下さいね。
既存の説明では解決できない浮動性めまいの本質
一般的に言われるめまいの原因
浮動性めまいについて、一般的には次のように説明されることが多いです。
・首や肩の筋肉のこり
・三半規管の機能低下や内耳の問題
・自律神経の乱れ
・ストレスや疲労の蓄積
これらの説明は、確かに間違っているわけではありません。
しかし、これらの説明だけでは不十分です。
なぜ自分だけがこんなにフワフワするのか?
なぜ何をしても改善しないのか?
という疑問に、十分に答えられていません。
首を揉んでもめまいが改善されない理由
めまいが一時的な首のコリだけが原因なら、マッサージで改善する場合もあります。
まずは筋肉がほぐれて頭への血流が良くなります。
血流以外にも、頭の位置を脳に伝えるための情報がスムーズに届くようになるからです。
しかし、マッサージ後に戻る場合は筋肉だけの問題ではありません。
情報を制御する脳の情報処理システムに問題があります。
めまいがあるとき、首からの情報は既に乱れています。
この状態で揉む刺激が加わると、脳にさらに大量の情報が送り込まれます。
脳が処理しきれなくなり、防御反応として首をさらに固めてしまうのです。
これが、マッサージの後に首のコリがひどくなったり、フワフワするめまいがかえって悪化したりする正体です。
さらに深くめまいを脳と神経から考える
ここからは、一般的に言われる原因に加えて、脳と神経の視点から浮動性めまいの仕組みを考えてみます。
めまいの根本原因は、脳が身体の位置情報を正確に把握できていないことにあります。
この情報の不鮮明さが、首の緊張、自律神経の乱れ、呼吸の浅さといった症状を連鎖的に引き起こしているのです。
首の付け根は脳が地面を把握するための高精度センサー
めまいを抱える方の多くに、首の付け根の硬さが見られます。
この部分には、後頭下筋群という小さな筋肉の集まりがあります。
後頭下筋群は、頭蓋骨と首の骨(頚椎)の間に位置する、4つの小さな筋肉の総称です。
大後頭直筋、小後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋という筋肉が、頭と首をつなぐ部分に密集しています。
これらの筋肉は、頭を細かく動かすために働きます。
例えば、うなずく動き、首を傾ける動き、顔を左右に向ける動きなど、頭の微妙な位置調整を担当しています。
しかし、これらの筋肉は単に頭を動かすだけではありません。
脳が頭の位置を把握するためのセンサーとして働いています。
首の筋肉には他の筋肉の100倍のセンサー
全身のバランスは、全身の様々な情報を総合して保たれています。
様々な情報の中で、重要な役割を果たしているのが筋肉からの情報です。
筋肉は動かすだけでなく、身体の位置情報を脳に送る役目も担っています。
筋肉の中には位置や動きを感知するセンサー(筋紡錘)が埋め込まれています。
この筋紡錘の数は、筋肉によって大きく異なります。
【筋肉1gあたりのセンサー(筋紡錘)数比較】
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お尻(大臀筋):約0.8〜1.4個
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肩(僧帽筋):約2.2個
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首の付け根(後頭下筋群):約100〜200個
首の付け根は他の部位に比べて圧倒的な情報密度を誇ります。
筋紡錘が脳に送る情報が、脳が身体の位置を計算する重要な材料です。
頭の位置を判断するために、脳は後頭下筋群から送られてくる情報を重視しています。
後頭下筋群からの情報が不鮮明になると、脳は頭の位置が分からなくなり、フワフワするめまいが生まれるのです。
フワフワ感の正体は情報の不鮮明化
脳はバランスを保つため、常に以下の3つの情報を照合しています。
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視覚:目から入る景色
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前庭感覚:三半規管・耳石器で感じる回転や加速
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固有受容感覚:筋肉(筋紡錘)が感じる身体の位置
ぎの整体院では、この3情報のズレが、浮動性めまいの正体と考えています。
目を使いすぎたり姿勢が崩れたりすると、後頭下筋群は常に緊張した状態で固まってしまいます。
筋肉が固まると筋肉の中にある筋紡錘は微細な位置の変化を感知できません。
固まった筋肉からは「ずっと縮んでいる」という単調な信号が送り続けられます。
頭が数ミリ傾いたときに出るはずの微細な信号が単調な信号に埋もれて正しい情報が脳に送れません。
しかし、視覚や三半規管からは正確な情報が届きます。
情報のズレがあると脳は現在の頭の位置を把握できません。
それが、フワフワするめまいという感覚として現れるのです。
つまり、フワフワ感は首の筋肉が不正確な情報を脳に送り続けているために起こっているのです。
スマホ凝視がVOR(手ぶれ補正)を強制抑制し首をフリーズさせる
めまいを抱える方の多くは、スマホやパソコンを長時間見た後にフワフワ感が悪化します。
実は、スマホを見るという行為そのものが、首を固める原因になっています。
脳が視線を固定するために、首をロックしているからです。
VOR(前庭動眼反射)という自動補正機能
脳には、頭が動いても視界を安定させる自動補正機能が備わっています。
これをVOR(前庭動眼反射)と呼びます。
反射とは、意識しなくても自動的に身体が反応する仕組みのことです。
VORの役割は、頭の動きと目の動きを連動させて、視界を安定させることです。
例えば、歩いているとき、頭は上下左右に揺れています。
しかし、視界は揺れません。
これは、頭が右に動いたとき、VORが自動的に目を左に動かして視界のブレを打ち消しているからです。
VORが働かなければ、歩くたびに視界がブレて、めまいのような状態になってしまいます。
正常にVORが働き視界を安定させることで普通に歩くことができます。
歩きながらスマホの文字が読めるのも、このVORが働いているからです。
ところが、スマホの画面を凝視する際は、この便利なVORが逆に邪魔になります。
画面という一点を見続けるためには、目を動かさずに固定する必要があるからです。
そのため、脳はこの補正機能の働きをあえて抑制します。
前庭動眼反射の仕組みについて、詳しくは以下の記事をご覧ください。
参考:前庭動眼反射VORの仕組み
VOR抑制の代償として首が固定されめまいが悪化する
VOR(前庭動眼反射)を止める代償として、脳は後頭下筋群を緊張させて固定します。
スマホを見続けるには、頭を動かさずに目だけで画面を追うことが効率的です。
そのために、頭を物理的に動かないように固定するのです。
その結果、脳から後頭下筋群に頭を固定するために緊張させる指令が出るので。
しかし、ここで問題が起こります。
本来なら、首の筋紡錘から「頭は動いていない」という正確な情報が脳に送られるはずです。
ところが、先ほど説明したように首が緊張しすぎていると筋紡錘は正確な情報を送れません。
つまり、首からは「頭の位置がよく分からない」という曖昧な情報が届きます。
一方、目からは「画面を止まって見ている」という正確な情報が入ってきます。
目からの明確な情報と首からの曖昧な情報が食い違うため、脳は混乱します。
この情報のミスマッチこそが、スマホを見た後にめまいが悪化する理由です。
スーパーの棚や人混みでめまいが激しくなる脳の情報処理限界
スーパーの陳列棚や人混みでの激しいめまいは情報のズレが大きくなったため起こります。
これは、視覚情報の量の多さが原因です。
例えば、首の筋紡錘が「頭は右に3度傾いている」という情報を脳に送ります。
同時に、視覚からも「景色が右に3度傾いて見える」という情報が脳に送られます。
この2つの情報が一致することで、脳は「今、頭が右に3度傾いている」と正確に把握できます。
しかし、後頭下筋群が固まると、首からは曖昧な情報しか送られてきません。
視覚からは正確な情報が来るのに、首からは曖昧な情報が来る。
ここに情報のズレが生じます。
スーパーの棚のように情報量の多い場所では、視覚情報が非常に多くなります。
視覚からの大量の情報と、首からの曖昧な情報のズレがさらに拡大します。
脳はこの情報の大きなズレを処理しきれなくなります。
その結果、フワフワとした強いめまいや吐き気が生まれるのです。
姿勢と自律神経を同時に操る脳幹PMRF(網様体)の仕組み
めまいが、動悸や息苦しさ、不安感といった自律神経の乱れを伴うのはなぜでしょうか。
その鍵を握るのが、脳幹にあるPMRF(橋・延髄網様体)です。
脳幹とは、脳の一番下にあって、脳と脊髄をつなぐ部分のことです。
脳幹は中脳・橋・延髄の3つからなります。
ここには、呼吸や心拍など、生きるために必要な機能をコントロールする場所が集まっています。
PMRF(橋・延髄網様体)の役割
脳幹には、網の目のように張り巡らされた神経の集まりがあり、これを網様体と呼びます。
つまり、PMRF(橋・延髄網様体)とは、橋〜延髄にある網の目の様な神経の集まりのことです。
このPMRFは、生命維持に欠かせない無意識の司令塔です。
PMRFは姿勢の制御も担当しています。
意識しなくても倒れないよう、体幹や首の筋肉を自動で調整します。
また、PMRFは自律神経の調整も担当しています。
心拍、血圧、そして呼吸といった機能を一括管理しているのです。
無意識の姿勢とふらつきについて、より詳しい説明は以下の記事で解説しています。
参考:無意識の姿勢・ふらつきは網様体脊髄路
めまいと動悸・不安感が同時に起こる理由はPMRFにある
後頭下筋群の過緊張によって、首からの情報が不正確になります。
前述の通り、PMRFは姿勢制御と自律神経の調整を管理している司令塔です。
情報のズレがあると、PMRFは正確に状況を認識できず不安・危険と判断します。
そこで、PMRFは自律神経を強制的に危険回避のための交感神経側へ振り切らせます。
これが交感神経の過剰な興奮による動悸・不安感・フワフワ感の増幅がセットで現れる正体です。
脳神経学的な仕組みで言えば、PMRFが姿勢と自律神経の両方を担当しているからこそ、これらはセットで起きてしまうのです。
首と横隔膜が同時に固まる姿勢維持ユニットの連鎖
フワフワする浮動性めまいに悩む方の多くは、息苦しさや呼吸の浅さも同時に抱えています。
これは、脳が横隔膜まで一緒に固めてしまうことが原因です。
脳にとって、「後頭下筋群は頭を支える」重要な部分、「横隔膜は体幹を支える」重要な部分です。
これらは別々に動いているのではありません。
一つのユニットとして同時に働く性質を持っています。
目の疲れや情報の不正確さによって、首が不安定だと脳が判断します。
すると脳は、横隔膜も一緒に固めて身体全体を安定させようとします。
横隔膜が固まり、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅い状態は、脳にとって危険情報となり警戒状態が強まります。
すると前述のようにPMRFは交感神経を過剰興奮させて、動悸、不安感、フワフワ感がさらに強まります。
こうして悪循環が完成してしまいます。
揉んでも変わらない首の固さと、意識しても改善しない浅い呼吸。
これらは脳が安全のために一括でかけている防御反応の結果なのです。
ぎの整体院のめまい症状施術
ぎの整体院では、ソフトな整体で身体を整え、神経学トレーニングで脳の感覚のミスマッチを修正していきます。
目・耳・首から届く情報のズレを一致させ、フワフワするめまいを根本から改善していくためのアプローチです。
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ソフト整体で「受け入れ態勢」を整える
低刺激な整体で全身の緊張を解き、身体をリラックスさせます。
脳がトレーニングの刺激を吸収しやすい状態になり、改善のスピードを早めるメリットがあります。 -
神経学トレーニングで脳を再教育する
自分自身で目を動かしたり、バランスを取る練習を通じて、脳に「正しい感覚」を覚え込ませます。
「視覚と首のセンサーが一致している」という状態を再認識できれば、脳はもう「めまい」という警告を出す必要がなくなります。 -
脳幹の警戒が解け、自律神経も安定する
情報のズレが解消されると、姿勢と自律神経を司る脳幹(PMRF)が「安全」と判断します。
その結果、防衛反応で固まっていた首のロックが解けるだけでなく、連動していた動悸や息苦しさといった自律神経の乱れも、自然と落ち着いていきます。
浮動性めまいに悩む方の改善症例
当院で、ふわふわするめまいで悩む方が改善された例を紹介します。
30代の女性
3年前から浮動性めまい
特にスマホを見た後に地面がフワフワして歩きにくくなる
病院の検査では異常なし
整体やマッサージに通ってもその場はスッキリするが、めまいは変わらない。
ソフト整体とセルフケアとして神経学トレーニング(三半規管)を続けてもらう。
徐々にフワフワ感が軽減。
週1回ペースで計8回でめまいが消失。
まとめ:脳の「感覚のミスマッチ」を整えれば、めまいは改善する
病院の検査で異常なしと言われたそのフワフワ感は、身体のどこかが壊れているのではありません。
脳が情報の整理に混乱しているサインです。
大切なのは、筋肉を揉むことではなく、目・耳・首から届く情報のズレをなくすことです。
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首のセンサーの働きを正常にし、脳が正確な情報を受け取れるようにする
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脳が起こしている情報のズレを解消し矛盾をなくす
-
脳が安全判断すれば、防衛反応による首の固まりも自律神経の乱れも落ち着く
JR高槻駅から徒歩3分の「ぎの整体院」では、これらの考えを基本にして、脳に安全を教え込むソフトな施術で浮動性めまいを改善していきます。
高槻市・茨木市周辺で、病院に行っても治らないフワフワするめまいにお悩みの方はぎの整体院へご相談ください。
高槻市で脳神経学からめまいを改善する「ぎの整体院」
浮動性めまいが改善すれば、スーパーでの買い物やデスクワークも快適になり、仕事の効率が上がるだけでなく、休日に高槻の街を散策する時間も心から楽しめるようになります。
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