野球肘 症例集

症例5 小学5年生 男性

来院 2016年10月

症状 野球肘

バレーボール 肩痛 左下肢

1か月前に投球で肘内側に痛み発症。

安静時も肘を最大屈曲すると痛みあり。

整形外科で「野球肘」の診断。

週一回整形外科でリハビリを受け、日常生活での痛みは消失。

リハビリはノースローで、投球時にバランスが悪く肘に負担がかかるという考えから、片足で立てるようにバランス重視。

痛み消失しているが、整形外科では期間的にまだ早いと言われ、復帰基準の説明なし。

早期に復帰させたいため、父親に連れられ来院。

練習は週2回あり、投手として40~120球を投げていた。

施術内容

右肘を体側につけて最大屈曲(手で肩を触るように曲げる)させても、痛み無し。

左も同じ動作で感覚を聞くと、右に違和感があった。

また、最大屈曲の状態から、腕を肩に押し付けると少し痛みがあり。

改善させるべき基準を、違和感と痛みの2点とする。

右肩に硬さがあり、肩の動きの硬さから肘への負担がかかっている状態であった。

踵つけての膝屈曲(しゃがむ)が、90°もできず下半身の硬さも野球肘の原因であった。

野球肘や肩を硬くさせている原因の関節を検査すると、右肋骨と左膝であった。

したがって、この2点の改善を重点に施術を行った。

基礎調整後に、右肋骨と左膝を調整。

施術後は、右肘屈曲時の違和感・押し付けての痛みも軽減。

肩の動きもスムーズに改善。

1週間後に2回目施術。

施術前でも、右肘屈曲の違和感が軽減されていた。

施術後は、違和感と痛み消失。

1週間後に3回目施術。

施術前日に、1か月半ぶりに練習試合にて、2回15球を投げる。

前日の投球の影響により、肩・肘が少し硬くなっていたため施術で改善させる。

考察

今回は、ほぼ改善した状態からの最終段階での施術であった。

日常生活での痛みがないため、どこを判断基準にするか考えたが、左右差で違和感が少しあったり、押し付けて負荷を与えて痛みがあったりと、小学生には難しい基準であったが理解してもらえた。

整形外科でのリハビリが片足で立てるようにバランス重視であったが、整形外科でも少数ながら同じ考えのところがあると知り嬉しかった。

3回施術で終了と、途中までしか関われなかったが早期に完全復帰が出来ていれば嬉しい。

症状について詳しくはこちら

野球肘

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