顎関節症 症例集

症例3 高校生 男性 サッカー

来院 2016年9月

症状 接触プレイからの顎関節症

サッカー転倒による顎関節症

2ヶ月前、サッカーの試合中にスライディングタックルを受け、もつれて転倒。

左肩が上がりにくくなり、顎も開くと痛みがある。

最大限に開口するとガクッと音がなり、痛みもあり。

そのうち治るだろうと、通院せず練習を続ける。

左肩は、1ヶ月ほどで痛みが消失し動きやすくなる。

顎の痛みは半減のため、歯科を受診しマウスピースを作るが変化なし。

友人の勧められて来院。

施術内容

口を開くと縦指3本くらいで痛みあり、開きにくい。

大きく開くと、右顎関節がガクッと鳴る。

左顎関節の動きが硬く、関連する関節を調べると右肋骨が原因であった。

受傷時に左肩の痛みを併発していたため、左肩の動きを確認すると外転(横から上げる)時に硬さが残る。

左肩の動きを硬くしている原因を調べると、左骨盤の筋肉(大腿筋膜張筋)であった。

したがって、右肋骨・左大腿筋膜張筋の2つの改善に重点をおいて施術。

基礎調整後に、右肋骨を調整し左顎関節を改善。

左大腿筋膜張筋を硬くしてる原因が、左足関節であったため左足関節を調整し左肩の動きを改善。

施術後は、指3本開口時の痛みは消失するが、大きく開くと痛みがありガクッと音は鳴る。

週2回施術。

3回施術後には、最大限に開口しても痛み消失。

5回施術後には、ガクッとなる音はなるが小さくなり、痛みが消失。

考察

転倒時に肩と顎をうって痛めた外傷性の顎関節症のケース。

肩を同時に受傷したため、顎関節症と肩との関連が説明しやすかった。

スポーツ時は、歯を噛み締め力を入れることも多く、顎関節症であれば上手く力を発揮できない。

今後は思う存分に力を発揮してほしい。

症例2 20代 女性 会社員

来院 2016年8月

症状 骨盤のゆがみ・顎関節症

顎関節症

長時間歩くと腰が痛くなるくらいで、腰痛は特に気にならない。

最近ヨガを始めて、骨盤を立てる姿勢が硬くて出来ない。

小学生~高校生までバスケをしていて、中学生くらいから骨盤が歪んでいる感じがする。

腰の痛みは無いが、可動域を拡げてヨガのポーズが楽にできるようになりたい。

O脚も気になるので、骨盤を整えて良い位置で筋肉をつけたい。

顎関節は、口が開きにくく、開けるとカクっと音がして横にズレる。

施術内容

座位での腰椎伸展が硬い。

腰椎が硬く後ろに倒れているため、骨盤を起こそうとしても、上の腰椎が邪魔をして起こせない状態になっていた。

股関節にも少し硬さがあったが、右アキレス腱を調整すると股関節の硬さが改善。

顎関節症では、側頭骨、下顎骨、軸椎等を調整すると、顎に開きが大きくなり横へのズレもマシになる。

顎関節が改善されたことで、首、肩の筋が緩み肋骨の可動性が出た。

肋骨・股関節の可動性が改善されたことで、座位の腰椎伸展がスムーズになり、骨盤を起こす感覚が理解できた。

考察

骨盤については、腰ページに書いているので顎について。

顎関節症は、下顎骨の調整だけでなく、頭蓋骨全体の動きを確認しながら進めていくことが重要になる。

頭蓋骨は23個に分けることができ、優しく触らないと動きを感知できない。

顎関節は、この頭蓋骨の中にある関節の一部になり、そこだけの施術では改善が難しい。

歯をグッと噛み締めると、首の筋肉が硬くなることでわかるように首や肩との関連も深い。

今回もこの、全体のバランスを整えることで、顎関節の動きが改善された。

主訴が顎ではなく、月1回の来院ペースのため、次回来院までには、硬さが戻っているため、しっかりと改善を目的とするには、間隔を詰めた通院が必要である。

症例1 30代 女性

来院 2016年7月

症状 肩こり・頭痛・顎関節症

頭痛 肩痛 顎関節症

来院理由は、1ヶ月前から慢性的にある肩こりが強くなり、仕事中に痛みもあり集中出来なくなった。

特に午後から痛みが強くなる事が多い。

仕事はデスクワークのため、動く事が少なく仕事終わりに足の浮腫みあり。

週に数回、起床時に頭痛がある。

顎関節症は、あくびをした時に顎がカクっとなるくらいで痛みは無し。

歯ぎしりは無いが起床時に顎がダルイ時があり、強く噛み締めているかもしれない。

施術内容

問診時、肩の症状について聞いているなかで顎関節症の話になる。

口の開閉では、開いた時に右に顎が寄る。

顎と肩の症状は関連が強いため、両方ともに悪影響を及ぼしていると考え同時に施術。

顎関節の動きを確認すると、右の動きが硬くなっていた。

右顎関節に関連する関節を調べると、右顎関節の動きを硬くしている原因は頚椎7番であった。

また、肩の動きを制限している原因を調べると、右手と左肋骨であった。

したがって、施術は頚椎7番・右手・左肋骨の改善に重点をおいた。

基礎調整後に、右手の調整。

頚椎7番の硬さの原因が右骨盤だったため、右骨盤を調整。

左肋骨の硬さの原因が左膝だったため、左膝を調整。

最後に、顎関節・頭蓋骨を調整。

施術後に顎を開くと、施術前よりも大きく開ける。

顎が右に寄るのも少し改善される。

週1回ペースで来院。

3回施術で、肩の痛みが半減し顎も動かしても疲れにくい。

5回施術で起床時の顎のダルさが2割くらいになり、頭痛、肩の痛みは消失したため終了。

考察

肩の痛みで来院し、顎関節症については顎が少しおかしいくらいの自覚であった。

しかし、肩の痛み・頭痛ともに軽度の顎関節症との関連があり、顎へのアプローチを実施。

全体的な施術で、顎関節症・頭痛・肩の痛みともに改善された。

仕事にも集中出来るようになったが、デスクワークなので肩こりには気をつけてほしい。

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肩こり

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